[170]あなたの言葉は何一つ信じられない。妻の信用を失った夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

同窓会で再会した元彼女ジュリ実さんに依存されるようになり、ジュリ実さんを拒絶することができず妻めいさんの信用を失い離婚危機のろみ緒さん。自分の愚かさを認識したろみ緒さんは離婚するかどうかの決定権をめいさんに委ね、一番大切なのは家族だと切々と語ります。後悔しないように聞きたいことを全て聞こうと決めためいさんが「元彼女の事、今はどう思ってるの?」と聞くと、ろみ緒さんは「好意はもうない」と静かにはっきりと答えました。離婚したい気持ちとパパっ子の娘あかりちゃんを傷つけたくない気持ちで葛藤していためいさんは、小学生の時に両親の離婚を経験した友人の「辛かった」という言葉を思い出し、あかりちゃんを悲しませるようなことをしたろみ緒さんに怒りがこみ上げ「家族が大切、大切って・・ふざけないでよ。口では何とでも言える。会いに行ったらどうなるか想像できるでしょ」とろみ緒さんに気持ちをぶつけます。

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妻は2番目に好きな人

家族が一番大切だと切々とめいさんに語るろみ緒さんは、自分を頼ってくる元彼女のジュリ実さんを拒絶できず、家族に内緒で連絡を取り合ったり会いに行ったりしていました。「今回ろみ緒がやった事は、家族を捨てたのと変わらないんだよ」とろみ緒さんの軽率な行為を責めるめいさん。

何も言えず俯くろみ緒さんに、めいさんはさらに言葉を続けます。「めが根さん達とカフェで話した時、ろみ緒言ってたのよね?」と、ジュリ実さんとジュリ実さんの夫めが根さんと4人で話し合った時のろみ緒さんの言葉を挙げました。

過呼吸を起こしたジュリ実さんの元へろみ緒さんが駆けつけようとしたことで夫のめが根さんから関係を疑われたろみ緒さんは、「人として無視できないから」だと釈明していました。

ろみ緒さんの釈明に対し、「ただの言い訳だよね?責任の取れないその優しさは無責任と変わらない」とバッサリ切り捨てるめいさん。

めいさんはさらにろみ緒さんを責め続けます。「ヒーローにでもなったつもり?『家族が1番大切』って言いながら」

「元彼女を選んだから」

「1番に守るべき家族が壊れそうになってるんだよ」めいさんは、家族が大切だと言いながらジュリ実さんに無責任な優しさを出したろみ緒さんのせいで家族が壊れそうになっている、と強く言いました。

そして、めいさんは「正直言うと、ろみ緒の言葉、何一つ信じられない」と静かに言い放ちました。めいさんの言葉で自分がいかに間違った選択をしたのかを改めてひしひしと感じたろみ緒さんは、何も言い返せませんでした。
家族が一番大切だと言いながら、元彼女にも優しくしてしまった結果、自分で家族を壊すようなことをしてしまったろみ緒さん。軽率な行動で家族を崩壊の危機に晒したろみ緒さんをめいさんは厳しい言葉で責め、「ろみ緒の言葉は何一つ信じられない」と拒絶の言葉を放ちました。
言っていることとやっていることが違うというのは一番信用ができませんよね。ろみ緒さんがいくら言葉で「家族が大切だ」と言っても、めいさんの心には響かないでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
厳しい言葉で非難されたろみ緒さんですが、反論する言葉が見つからないようですね。

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