前回の話
小学2年生の息子ケンゴ君のママである水嶋あかねさんは、ある日突然担任の先生から「ケンゴ君がヒロ君に、マモル君を蹴るよう命令し、本人も認めている」と聞いてビックリ!「毎朝一緒に登校する仲良しのヒロ君とマモル君に・・信じられない」「私、何か見落としてる・・?」とあかねさんが自分自身に問いかけていると、蹴られたというマモル君のママからメッセージが届いたのでした。
いじめ加害者と思われた小学生息子[3]やり返してと友達に頼んだ息子
「マモル君ママ:こんにちは。マモルがヒロ君に蹴られたことで先生から連絡があったと思いますが、ケンゴ君が命令していたそうですね。マモルにも確認しましたが、ケンゴ君が命令したと認めたと聞きました。何もしていないマモルに友達を使って意地悪をするなんて非常に悪質です。このまま成長するケンゴ君のことがとても心配です。お母様の方からもご指導いただけますでしょうか」長文のメッセージが届きました。
マモル君ママからのメッセージを読んだあかねさんは、「3人が仲がいいと思っていたのは私だけなの??ずっとケンゴはいじめてた??」と頭を悩ませていると、「ただいまぁー」ケンゴ君が帰って来ました。
ケンゴ君の声にビックリしたあかねさんは、「お、おかえり!先生から今電話があったんだけど・・」と帰って来たばかりのケンゴ君に言うと、「あ・・・」と玄関先で立ち尽くしてしまいました。
そして「・・うん。遊んでて・・ボク、マモルくんにやり返してってヒロくんに言ったんだ。でも先生は、ボクに悪い心があるって・・」とケンゴ君がうつむいて言い、「悪い心!?」とあかねさんは先生の言葉に驚きました。
そして、「んん?」ケンゴ君の言葉を聞いて「やり返して?どういうこと??」おかしいと思ったあかねさんは、「ママにちゃんと話してくれる?」そう言ってケンゴ君の話をはじめからよく聞いてみることにしました。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。