前回の話
大学生のレンと曖昧な関係が続いていた社会人のミカ、久しぶりに会ったバスケサークルで「俺の彼女はアンナだけだよ」と言われショックを受け、泣きながら自宅に帰りました。身体も心もボロボロになったミカがコンビニに行くと、レンと仲の良いカナコとモカの2人組に会い、レンのことを思い出し泣き出したミカをカラオケ店に連れて行った2人。ソファに座りミカの話を聞き、「本気だったんだ・・レンに・・」と言った後、「アレ(レン)はアクセサリーみたいな?」「優しいっていうか・・ただのたかり??」と口々に言い始めました。
献身女子とハリボテ王子[28-1]本気だったんだね
「アレは優しいっていうか・・ただのたかり?」そう言ったカナコ、「ほら・・お金持ってないから、ご飯食べたい時とか・・飲みに行きたい時にうちらを利用する的な?」と言ったかと思うと、「まぁ、優しい言葉かけてくれるし、ご飯おごるくらいならねぇ・・。連れてて損はないし・・まぁいっかみたいな?」とモカも言い出しました。
「・・利用」そう呟きながらまた泣き出すミカ、「名前なんだっけ?」と聞かれ、「ミカでずう゛ぅ・・」と涙ながらに答えました。
ぐずぐずと泣き続けているミカに、「ミカちゃんは本気だったんだね」カナコがそう言うと、「そっか・・だと・・昨日のアレは・・辛かったか・・」ミカの背中をやさしく撫でながらモカが言いました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。