前回の話
友達のさなかちゃんを厳しく叱ったお母さんに「もっと優しく言って」と伝えたまるさん。強く叱られたさなかちゃんに同情する気持ちと、また学校で「まるちゃんのお母さんは怖い」と言いふらされるかもしれないという不安もありました。しかし、お母さんは「あれはただのワガママや。優しくする必要ない」とピシャリ。
母が私の友達に冷たい[75]
急いでいる理由を伝えても車から降りず「家まで送って」と言ったさなかちゃんの言動を「あれはただのワガママや。優しくする必要ない」とピシャリと言い放ったお母さん。
お母さんはすぐに話を切り替えて「さ!急いでお父さん迎えに行くで!」と言い、まるさんは「うん・・・」とそれ以上は何も言いませんでした。
翌日。「さなかちゃん・・・昨日のことどう思ってるやろ。謝ってくれる?それとも怒ってるかな・・・」と重い気持ちで登校したまるさんは、げたばこで上履きに履き替えようとして驚きます。
なんと、上履きの中に鉛筆の削りカスがわさわさ入っていたのです。
「ひどい・・・なにこれ・・・もしや、さなかちゃん?」あまりのショックでまるさんが呆然としていると「まるちゃん、おはよーっ」と仲良しのヨーちゃんが登校してきました。
まるさんの上履きに気付いたヨーちゃんは「え!何コレ!?」と驚愕。「分かんない・・・」と半べそのまるさんに「まるちゃん職員室行きなよ!ランドセル教室持ってってあげるから!」と言ってくれ、まるさんはヨーちゃんにお礼を言って職員室へ向かいました。
職員室に行ったまるさんは担任の先生に上履きのことを報告したのですが、当時まるさんはこの先生にいじめられていたのです。
先生は「え?こんなの誰かが『間違えた』だけでしょう。くだらない」と切り捨て、全く取り合ってくれませんでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
先生ひどすぎます!鉛筆の削りカスを「間違えて」誰かの上履きに入れるなんてことはあり得ません!