前回の話
家族でコンサートに行くために急いで帰ろうとしていたまるさんを車で迎えに来たお母さんに「コンサートに一緒に行けないんだったら送って」と言い出し「ワガママも大概にせえ」と叱られたさなかちゃんは、一人残された後「ズルい、ヒドい、まるちゃん許さない」と怒りの矛先をまるさんへ向けます。車の中ではまるさんが「友達にあんな怖く言わんといて」と言うと、お母さんは「友達やから何や?」とバッサリ。
母が私の友達に冷たい[74]
「友達やから何や?」とお母さんから予想外の言葉を返されたまるさん。
「なにってホラ・・・親じゃないんやしもっと優しく言っても・・・」とオドオドと話します。
お母さんは「お母さんは、まるでも友達でも間違ったコトしたら怒るって前にも言ったやろ」とさなかちゃんに厳しくする理由を話しました。
しかし、納得できないまるさん。さっき車からさなかちゃんを降ろす時に「早く降りろ!」と怒ったお母さんを思い返しながら「でも、さなかちゃんを降ろす時、怖すぎた」と言いました。
「あんなに強く怒ったらかわいそうやし・・・」とさなかちゃんに同情しながら、心の中では「さなかちゃんにまたお母さん怖いって学校で言いふらされるかも・・・」という心配もしていました。
するとお母さんは「あのな。理由を伝えても車から降りずに家まで送れって言うのは・・・」
「あれはただのワガママや。優しくする必要ない」とピシャリと言い放ちました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
正当な理由があっても自分の親が友達を叱るというのは、子どもとしては少し気まずい気持ちもありますよね。