前回の話
コンサートに行くために早く帰って来るようにお母さんから言われていたまるさん、強引について来たさなかちゃんが「コンサート一緒に行けないんだったら送って」と言い出しお母さんも我慢の限界に!「いい加減にしなさい!おばさんはさなかちゃんの親じゃない。ワガママも大概にせえ」と問答無用でさなかちゃんを車から降ろしたお母さんは、そのまま車を走らせました。走り去る車を恐ろしい表情で見つめるさなかちゃんの姿がそこにありました。
母が私の友達に冷たい[73]
さなかちゃんの勝手な振るまいにキレたお母さんと、そんなお母さんにキレたさなかちゃん・・
それから少しの間、その場に立ちつくしていたさなかちゃん。
くるっと向きを変えて歩きだしました。
さなかちゃんは、「ズルい・・ひどい・・まるちゃん、許さない・・」そんな言葉をブツブツ呟きながら歩きました。
そして車内はというと・・「・・・」無言のまるさんとお母さん。
まるさんは「さなかちゃんが悪いんだけど・・お母さん、さなかちゃんにめちゃくちゃ怖かった・・」心の中で呟いていました。
そして、「おかーさん、さなかちゃんが悪いけど、友達にあんな怖く言わんといて」まるさんはお母さんに言いました。
すると、「友達やから何や?」表情一つ変えずに言うお母さんに、「え?」まるさんは驚いて言葉が出ませんでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
さなかちゃんの度を超えた非常識ぶりは、お母さんの許容範囲をとっくに超えてしまったようですね。