前回の話
まるさんのお母さんがさなかちゃんを厳しく叱った翌日、「さなかちゃん怒ってるかな」と重い気持ちでまるさんが登校すると、上履きに鉛筆の削りカスが大量に入れられていました。担任の先生に報告に行ったものの、当時まるさんは先生にいじめられており「こんなの誰かが『間違えた』だけでしょう。くだらない」と全く取り合ってもらえませんでした。
母が私の友達に冷たい[76]
先生のまさかの対応にまるさんは驚愕。
いくらまだ小学2年生とはいえ「こんな間違えあるわけがない」ということはわかり、先生の対応に怒りがこみ上げるまるさん。
しかし、ちょうどチャイムが鳴り「あ、もうーっ!1時間目始まっちゃったじゃない!早く教室に行きなさい!」と煩わしそうに言われてしまいました。
嫌がらせを受けたことを先生に取り合ってもらえず、まるさんは一人で上履きに入れられた鉛筆の削りカスをゴミ箱に捨てました。
悲しさと悔しさで涙がこみ上げるまるさん。
教室に戻るとヨーちゃんが「まるちゃん!大丈夫?どーだった?」と心配して声をかけてくれましたが、まるさんは何も答えられませんでした。
その時、先生が教室へ入って来て「みんなー!『まるさんのせい』で1時間目のスタートが5分遅れましたー。なので1時間目のあとの休み時間は5分短くなりますので!」と大きな声でみんなに言いました。
休み時間が短くなると聞いたクラスメイトは「えーっ」と大ブーイング。先生のまさかの発言にまるさんは呆然とします。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
まるさんの訴えを取り合ってくれないだけでなく、わざとまるさんがクラスメイトから反感を買うような発言をするなんて先生としてあり得ないですね。