前回の話
サクラさんが仕事から帰ると、５歳娘ユリちゃんが出迎えてくれましたが、夫シンジさんと一緒にお留守番しているはずのユリちゃんがひとりでお腹を空かせて家に残されていたことに驚いたサクラさんです。ユリちゃんに聞くと、保育園のお友達のムギちゃんが発熱したので、なぜかシンジさんが助けに行ったというのです。５歳の娘をひとりで家に放置して心配ではないのかとシンジさんの行いが信じられないサクラさん。なかなか帰って来ないシンジさんにメッセージを送っても既読にすらならず心配していると、夜９時になってようやく帰ってきました。
娘より他人の子を優先する夫［２－１］娘の友達のママが困っていた
娘をひとりで家に残し、連絡もなく９時に帰ってきておいて悪びれるどころか「あ～疲れた～」と言っている夫にイラッとしました。「お帰り。どうしてこんな時間？」なんとか平静を保って聞いてみると、「あ・・・もうこんな時間か・・・ごめん。」と、夫は今やっと夜遅いことに気付いた様子です。
その様子に私は余計に苛立ちました。「ごめんじゃないのよ！ユリをひとりお留守番させてこんな時間まで何してたの？メッセージも既読にならないし」夫を責めると、「あ・・・ごめんごめん。」と夫はヘラヘラ笑って言いました。
「ムギちゃんのママが困っててさ。１回ユリを家に送って、それから保育園戻って病院に連れて行って、そのまま病院終わるの待ってて家まで送って行って・・・」と夫は説明し始め、保育園から戻った時間からユリはずっとひとりで家に残されていたことが判明しました。しかも、よそのお子さんの受診にずっと寄り添っていたってどういうこと！？「え・・・」私は唖然として言葉が出てきませんでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
２歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
