前の話
ある日、桜子から改装中のお店が見たいと言われた。
断る理由もなかったため「少しなら」とOKを出し、後日お店の前で待ち合わせすることに。
そして当日・・・
桜子は高級車で颯爽と現れた。
そして「驚かないでね。この車2千万!」とドヤ顔でVサインをつくる桜子。
軽く受け流し、店内を案内。
お店の中に入って一言目は「ふーん。」その後続いて「ねぇ、ともみ~もしも資金が足りないんだったらいつでも言って!あなたになら貸すわ!いくらでも貸せるから安心して!」
この援助の申し出は応援や助けたい気持ちではなく、バカにしているということにすぐに気づきイライラが止まりませんでした。
私を見下す勝ち組女子[5]桜子という人。
その日の夜、SNSに1件のメッセージが届きました。
「他の方の投稿みたんですが・・・このお店って事故物件なんですか?怖くて行けないかも・・・」
「え???」と驚きを隠せないともみ。
「事故物件なんて聞いてないし、そんなハズないけど・・・」と思いながら、メッセージについてた情報元をみることに・・・
「は?なにこれ・・・」
「知り合いがとっても小さーいカフェをオープンします!お家賃はナント15万!こんなに格安だと事故物件だったりして・・お化け出るかもね!こわーい(笑)オカルト好きな方にもおすすめです!みんなも応援してね!」と飛んだ先は桜子のSNSでした。
「これ・・・いつの間に撮ってたんだろう。なんで、どうしてこんなことするの・・・」
この嫌な思いには過去にも覚えがありました。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「私を見下す勝ち組女子」は毎日更新します。お楽しみに!
----------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi