【５２】俺のことを理解してくれる。頬も気分も高揚して有頂天・・外面が良い夫の本性は不倫男だった｜岡田ももえと申します

前回の話
「夫婦もいろいろあるよ」と愚痴をこぼした良し男さんは、「私で良ければいつでもお話聞きます！」とふり子さんに言われて心がぐらぐら揺れ動いてしまい、「私は外面さんの味方です！」の一言にキュンとして「実はさ・・」と話し始めて・・

「ええー！イクメンの外面さんに、もっと育児手伝って欲しいって怒るんですかぁ」

「いや・・俺の器が小さいんだよな・・」
そう呟く良し男さんを

「そんな事ないですっ！」
と否定するふり子さん

「外面さんがお仕事頑張ってるの知ってますから・・奥様も求めるだけじゃなくて・・」

そう言われて紅潮する良し男さん、

「外面さんのこと、理解してあげるべきです」

とふり子さんが話している頃、すみれさんはキッチンに飾られた良し男さんからのプレゼントの花束を見つめていて・・

「あ、袖のとこ、ボタンほつれてる。昇進目指すなら身だしなみ大事だよね。直しとこ」
と考えていたのでした。

そんな事は全く知らず

「ふり子さん、お腹空かない？ご飯系も頼もうよ。奢るからさ」
「わ～ありがとうございます！」
ふり子さんとのやりとりにごきげんな良し男さんは、

「仕事がんばってね！夜ご飯どうする？」
すみれさんから送られたメールに、

「コンビニで買うから大丈夫！いつもありがと」
平然と返信していたのでした・・。

続きます。
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岡田ももえ
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すっかり舞い上がって有頂天の良し男さんは・・ふり子さんの本性にいつ・・気づくのでしょうか・・。
［ママ広場編集部］