娘さくらが誕生し新米パパだけどしっかり妻ゆきのをサポートするぞ!と思ったものの、ベッドに入り気づけば朝。
ゆきのはちょっぴり機嫌が悪いみたいだけど、なんだ、オレが何もしなくても全然問題ないじゃん。育児って思ってるより楽そうだなあ。案外楽勝かも。
そして一日が過ぎ・・仕事が終わって家に帰り、腹ぺこなオレが「晩ごはんできてないの?」と聞くと、ゆきのに「さくらが泣いていて寝不足で家のことができなかった」と言われたけど、そんなことないっしょー!何も用事もないはずだし・・と言うと起きないからさくらが毎晩ギャン泣きしてるのを知らないんだと言われて・・これは心外!ちゃんと起こしてくれたら夜交代するのに。そして迎えた夜、ベッドに入ってぐっすりなオレはさくらのギャン泣きもゆきのが呼ぶ声も全く気づかず爆睡していて・・
やらかしパパの育児奮闘記[3]|ママ広場オリジナルマンガ
ついうっかり寝てしまって、夜中にゆきのと交代することもできず、ギャン泣きしているさくらも知らないオレ、その後は休日はジムに通ったり友達と遊んだりと自由気ままな時間を過ごしていた。
この前は友達と飲みに行った後、お決まりのカラオケに行って十八番を熱唱したオレ、
友達「お前奥さん放っておいていいの?赤ちゃん生まれたばっかりじゃなかったっけ?」
オレ「大丈夫!大丈夫!オレがいない方が楽みたいだし。フンフフーン ラララ~」
と自分の好きなことだけをやり続け、ゆきのの苦労を全くわかろうとしていなかった・・。
そしてついに・・
オレ「帰ったよ~!あー飲んだ!どう?さくら寝た?ハイこれおみやげ~」
ゆきの「さっきやっと寝たところ・・」
そして突然ゆきのが涙を流しながらオレに訴えてきた・・
ゆきの「ねえ!!もう・・いい加減にして!今日はすぐ帰るって・・それなのにもう夜の11時よ!?」
オレ「あ、え、えっと・・と、友達が遊び足りないって言うから・・」
ゆきの「結局さくらが夜泣きしたって代わってくれないし!!」
オレ「それは・・だってホントに起きられないんだって(汗)」
すると、部屋に響き渡るさくらの泣き声・・たしかに・・これがずっと続いていたら眠れない・・
さくら「ふっ・・ふえっ・・あ゛あ゛あ゛ああああああああ」
ゆきの「さくら・・起こしちゃった・・早く行って・・あげないと・・」
涙を流してフラフラした足取りでさくらの元に行こうとするゆきのを見たオレは・・
オレ「な、なあ・・。待って!オレがやる!!ゆきのは別室で寝てていいから!」
よおし!今日は起きてるし今こそオレの出番!イクメンパパだということを証明してやる!
これまでのことを反省して徹夜を決意したオレ!カッコいい~!!
まかせろ!!
[4]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「起きないオレ、妻の地雷を踏む」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!
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※実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本 ママ広場編集部 編集・作画 左近寺しゅうり
左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ