[11]残念な僕の母親|元妻だから特別扱い?嫌がらせをするような人じゃないと母親をかばう父親にモヤモヤが募る

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前回のお話

高級マンションのペントハウスで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。知佳さんが有名なマンガ家『緑乃トモヨシ』だと知らなかったユウトくんの母麻里さんは、知佳さんをオタクだといつもバカにしていて、義母の持ち物だとばかり思っていた家を乗っ取りたいと考えていました。ワガママで図々しい麻里さんの言動が積み重なった末、とうとう両親は離婚。ユウトくんは父親宗太さんについて行くことに。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの図々しい態度は健在で、いまだに知佳さんの近況を聞き出そうとしてくる麻里さんにユウトくんは嫌気が差します。それと同時に、青野家にやっと訪れた平和な日常が、再び麻里さんが関わることで崩れてしまったらどうしようと不安に襲われます。翌日、千佳さんのマンションに向かうと、入り口で不振な動きをする麻里さんの姿が。ユカさんは、もうすぐ公開する映画のプレミアム試写会のチケットが麻里さんの狙いではないかと推測しますが、ユカさんの推理は全くのはずれ。ユカさんやユウトくんが本当の狙いを聞き出そうとするも、麻里さんは頑なに口を閉ざします。どうせ知佳さんの財産が欲しいだけだと思ったユウトくんは「月一の面会はするけど、もう会いに来ないでくれ」と、心を鬼にして冷たく突き放したのでした。その後、麻里さんは知佳さんのマンションに姿を現さなくなりましたが、今度はポストに脅迫めいた手紙が。その内容を見たユウトくんは、麻里さんの仕業に違いないと思い、大声で責め立てたのでした。

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母親を特別扱いする父親に納得がいかない

知佳さんへの嫌がらせのことを問い詰めても、母さんはしらばっくれるだけ。知佳さんの財産に頼れないと分かった途端にこんなことをして、そのうえ息子の僕にまでしらを切り通そうとするなんて、これ以上がっかりさせないでほしいです。たとえ実の母親でも、知佳さんやユカさんに迷惑をかけるなら、僕は絶対に許しません。

あれから、学校に行く前と帰りに毎日知佳さんのマンションを見張っているけど、特におかしなことは起こっていません。だけど、母さんは僕に言われたからって嫌がらせを簡単にはやめないはず・・・。近いうちに必ず姿を現すに違いありません。

はじめてポストに嫌がらせの手紙が入っていた日、父さんにそのことを話したら「え、麻里がポストにいたずらを?」とひどく驚いていました。「この前もう二度と来るなって強く言っちゃったから、僕のせいかもしれない」そうつぶやくと、父さんは首を横に振って「そんなことないよ、とにかく麻里には父さんからも連絡してみるから」と優しく声をかけてくれました。

父さんは少し考えてから「麻里は図々しいし、わがままで気は強いし、確かに性格はちょっと難ありかもしれないけど、卑劣な人ではないと思うよ」そう言って、母をかばいました。「父さんは、母さんのどこが良かったの?」不思議に思ってそうたずねると、父は照れながら「え!?いや、あれで結構可愛いところもあって・・・」と顔を赤らめました。

元妻だからか、父さんは母さんに甘すぎます。僕としては、母さんにこれ以上罪を重ねてほしくないし、何よりこれ以上嫌いにさせないでほしい。母さんの過ちは息子である僕がしっかり止めないと!そう考えていると、マンションのエントランスに怪しい人影が見えました。

僕がいる限り、知佳さんへ嫌がらせはさせない。僕は急いで電柱の陰から飛び出し、「何やってるんだ、母さん!もうやめてくれ」と叫びました。

元夫である宗太さんは、麻里さんの性格をよく分かっているみたいですね。確かに麻里さんは図々しくてわがままだけど、ポストにゴミや不気味な手紙を投函するほど卑劣な人ではないはず。ただ、知佳さんの家を乗っ取ろうとしていた一連の行動を近くで見ていたユウトくんからしたら、麻里さんが嫌がらせの犯人なのでは、と考えてしまう気持ちも分かります。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • ななしこ より

    お父さん「あれで結構かわいいところもあって」ってw何で素直に離婚したの?マリが強引に離婚に動いたの?謎

  • ごまだんご より

    シルエットが麻里じゃないよね。多分別のひとがなんらかの理由で嫌がらせをしてるのだと思う。ただ、千佳の家を知っているのは限られた人だけ 身近な人には違いないだろうね

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