[12]残念な僕の母親|叔母への嫌がらせの犯人は母親じゃなかった!息子を守るため身を挺して立ち向かう

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前回のお話

高級マンションで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産をあからさまに狙ったことが原因で離婚しており、ユウトくんは宗太さんと暮らすことに。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの図々しい態度は健在で、いまだに知佳さんの近況を聞き出そうとしてくる麻里さんにユウトくんは嫌気が差します。それと同時に、青野家にやっと訪れた平和な日常が、再び麻里さんが関わることで崩れてしまったらどうしようと不安に襲われます。翌日、知佳さんのマンションに向かうと、入り口で不審な動きをする麻里さんの姿が。何をしているのか聞き出そうとするも、麻里さんは頑なに口を閉ざします。どうせお金が欲しいだけだと察したユウトくんは、「もう来ないでくれ」と、麻里さんを冷たく突き放しました。それ以降、麻里さんは知佳さんのマンションに姿を現さなくなりましたが、今度はポストに脅迫めいた手紙が投函されます。麻里さんの仕業に違いないと思ったユウトくんは、彼女を捕まえるため、学校に行く前と帰りに入り口を見張ることに。そんな生活を続けて数日、ユウトくんの狙い通り、犯人と思われる人物が姿を見せたのでした。

1話目から読む

犯人は全く知らない男性だった

知佳さんに嫌がらせした犯人は、母さんに違いありません。僕は母さんの過ちを正すため、毎日学校に行く前と帰りに、知佳さんのマンションを見張ることにしました。そんな生活を続けて数日、ついに母さんが知佳さんのマンションのエントランスに姿を現したのです。

僕は急いで電柱の陰から飛び出すと、「何やってるんだ母さん!もうやめてくれ」と叫びました。すると、僕の声に反応して母さんはハッとしたように振り返ります。しかし、そこに立っていたのは母さんではなく、黒い服に身を包み、マスクで顔を隠した見覚えのない男でした。

予想外の展開に立ち尽くしていると、目の前の男が突然「名作の邪魔するなー!」と怒鳴り声を上げて僕に襲いかかってきました。僕は恐怖で体がすくみ、逃げることも声を出して助けを求めることもできません。

怖くてギュッと目を瞑ったその時、背後から「ユウトに何するの!」と聞き慣れた声がしました。間一髪で僕を助けてくれたのは、母さんでした。ほうきを持った母さんは、黒ずくめの男めがけて容赦なく振り下ろします。

母さんの迫力に押されたのか、黒ずくめの男は慌ててその場から逃げ去っていきました。このまま逃がすわけにはいかないと思い「待て・・・」と後を追おうとすると、母さんが僕の肩を強くつかみ「追いかけちゃダメ!」と制止しました。

すると、今度はユカさんが「大丈夫ですか!?動画はばっちり納めました」と、スマホを掲げたまま駆け寄ってきました。「え・・・ユカさんまで、なんで?」あまりに突然の出来事に、僕の思考は完全に追いついていませんでした。

麻里さんの仕業とばかり思っていた嫌がらせですが、実はまったく面識のない男性によるものだったんですね。けれど、間一髪で麻里さんが駆けつけてくれたおかげで、ユウトくんは傷ひとつなく済みました。本当に不幸中の幸いでしたね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • 続ききになる より

    名作の邪魔するな❗ってことはこいつ千佳さんのファンだな、ストーカーかも ユウトをまもろうとした麻里、ちょっとだけ見直した

  • ようこ より

    3人ともエントランスで見張ってたんだ
    マリさんは身の潔白を証明するために見張ってたのかな?
    みんな無事でよかった

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