前回の話
生ものや溶けるものを抱えて家にも入れず途方に暮れるユミさん、「私、何やってるんだろう」と涙がこぼれてきて・・。すると、出前の桶を受け取りにやって来たお寿司屋さんがユミさんに気づいてビックリ!すぐに女将さんにも連絡してくれ、お店には発泡スチロールと氷があるからとお店に行くこととなったのですが・・
嫁の私は透明人間[7]ようやく届いた夫からの連絡
お寿司屋さんに着くと、優しい女将さんが発泡スチロールと氷を準備していてくれました。
お店まで連れて来てくれた板前さんがすぐに手伝ってくれました。
「大丈夫?どうしたの?」
女将さんが淹れてくれた温かいお茶を受け取り、ユキさんは少し元気になって笑顔が戻りました。
「いえ、あのっ・・・いろいろとご迷惑をおかけして・・・助かりました。ありがとうございます。」
事の詳細は伝えず、ユキさんは御礼だけ言いました。
ユキさんの態度に女将さんは何かを察したようです。すぐに笑顔で話題を変えました。
このお寿司屋さんの女将さんは、いつもゆきさんが義母の指示で買ってくる手土産を受け取っている一人だったようで、
「いつもお菓子もいただくの。ありがとうね。」
ようやくゆきさんのスマホにご主人からメッセージが入りました。
「あっ、みんな帰って来たようです。」
女将さんはユキさんを家まで送ってくれたのでした。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「嫁の私は透明人間」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi