[3]嫁の私は透明人間|義実家では私のご飯だけ用意されない。キッチンで1人寂しく自前のおにぎりを食べる

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前回のお話

ユミさんは、義母に嫌われていることに悩んでいました。義実家に行ったときも、義母は夫と息子のダイくんのことはもてなしますが、ユミさんは全く歓迎されません。とある週末、義実家に来たユミさんたち。ユミさんは、義母から頼まれたお土産を腕にさげ、「お義母さん、買ってきました」と声をかけますが、チラッと睨むだけで感謝の言葉はありません。ユミさんが義実家に来るといつもこう。結婚当初から地味な嫌がらせは受けていましたが、息子のダイくんが産まれてからは特にひどくなりました。義母は家族の中でいつも自分が中心。義父と夫に世話を焼き、忙しいながらも母として充実した日々を送っていました。しかしダイくんが1歳の頃に義父が亡くなってからは、母1人、子1人で義母と夫はべったり。ダイくんは夫にそっくりだからこそ、自分に懐いてほしいと思っているよう・・・。でも、ダイくんは母親であるユミさんが大好き。事あるごとに「ママ」と言うのが気に入らないのか、義母はユミさんに強く当たるようになりました。我慢の限界が来て、夫に相談したこともありましたが、「ユミが我慢すればいい」の一点張り。まともに取り合ってもらえないユミさんは、考えることをやめました。

1話目から読む

「気を遣わなくていいから」義母と一緒になって私を虐げる夫

義実家に来ると、私は透明人間のように扱われます。夫と結婚した当初から義母の嫌がらせはありましたが、息子のダイが産まれてからは、ますます私への当たりが強くなりました。夫にも相談しましたが、私が我慢すればいいの一点張り。この扱いはどうにもならないんだ・・・諦めるしかないことを悟りました。

時刻はすっかりお昼時。義実家に来ると、お昼ご飯はいつも決まったお店でお寿司を取ります。だけど私の分はありません。義母はいつも私の分だけお寿司を取らないのです。なので、私はいつもキッチンの隅で、自分で握ったおにぎりを食べます。

すると、私が近くにいないことが嫌だったのかダイが泣き出しました。自分に懐いていないだけなのに「ユミが甘やかしすぎなんだよ」と私のせいにする夫。義母も「ママはあっちがいいから、ばーばと一緒に食べましょ」と泣き出すダイをなだめるように声をかけます。

義母の誘いを無視して「ボクもママのおにぎり食べるー」と寄ってくるダイ。この家で私の味方をしてくれるのはこの子だけです。私が「食べる?持ってきたよ」とダイにおにぎりを渡そうとすると、義母が大きな声で「ダイちゃんの大好きなおいなりさんあるよ~」と意地でもダイを呼び戻そうとします。

夫もダイを私に取られたくないのか「そうだぞーこっちのほうがおいしいぞー」と大きな声で呼びます。私は「ダイちゃん、おいなりさん食べてきたら?」と声をかけます。しかし、ダイは「ママも一緒がいい」と私の手を引いてリビングに連れて行きます。

時刻はすっかりお昼時。義実家に来ると、お昼ご飯はいつも決まったお店でお寿司を取ります。だけどユミさんの分はありません。キッチンで1人、持参したおにぎりを食べていると、ユミさんが近くにいないことが嫌だったのか、ダイくんが泣き出しました。義母は「ママはあっちがいいから、ばーばと一緒に食べましょ」となだめますが、ダイくんは「ボクもママのおにぎり食べるー」と言ってユミさんの方に寄ってきます。この家でユミさんの味方をしてくれるのはこの子だけです。「食べる?持ってきたよ」とおにぎりを渡そうとすると、義母が大きな声で「ダイちゃんの大好きなおいなりさんあるよ~」とダイくんを呼び戻そうとします。後で嫌味を言われても嫌だな・・・と思ったユミさんは、ダイくんに「おいなりさん食べてきたら?」と声をかけました。すると、ダイくんはママも一緒がいいと、ユミさんの手を引き、リビングに連れて行こうとします。
ユミさんの分だけお寿司を取らないなんて意地が悪いにもほどがありますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • 西山 より

    姑と一緒に子供を嫁イビりをする夫って、なんなの?
    お寿司やお稲荷さんをエサにしてまで呼んでも来てくれないんだから、普段ろくに相手してないんでしょうね。
    こんな夫は仕事もろくに出来ないだろうから、会社では透明人間扱いされてるんじゃないの?

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