[25完]超ウザクズ男|もう誰かに怯えなくていい。娘と2人で再スタート

アイコンイメージ
前回のお話

気に入らないことがあるとすぐに別れを切り出し相手を従わせようとするタカシさんに不満を抱きながらも、時折見せる優しさに縋り、捨てられたくない一心で交際を続けてきたスズカさん。結婚したら変わるかも、子どもができたら変わるかもと淡い期待をしていましたが、結婚して娘のモモちゃんが産まれても、タカシさんは相変わらず自分勝手な生活を続け、スズカさんが少しでも不満を口にすると「嫌なら離婚する?」と離婚をちらつかせました。そんな生活が続いたある日、些細なことで腹を立てたタカシさんから、いつものように「離婚しよ」と言われたスズカさんは、モモちゃんを連れて家を出ると、以前タカシさんから投げつけられた記入済みの離婚届を提出。それを知ったタカシさんは慌てて「あれは冗談だ」と言い訳し、「これからはちゃんとする」「2人目を作ろう」と言ったり、かと思えば「これまで至らなかったところを許してやるから戻って来い」言ったり、必死にスズカさんを繋ぎとめようとしますが、スズカさんは「戻るか、バーカ」と言って電話を切りました。その後、スズカさんはタカシさんからの連絡を一切無視。スズカさんと連絡が取れず実家に押しかけたタカシさんですが、居場所を教えてもらえるはずもありません。

1話目から読む

夫がいない方が幸せ

離婚に焦ったタカシは、思いついたように「2人目を作ろう」と言ってきました。そうやって言えば私が喜んで離婚を取り消すと思ったのでしょうが、もう私の決意は揺るぎません。すると今度は「これまで至らなかったところを許してやるから戻って来い」と高圧的な態度になるタカシ。あれほど私に偉そうに振る舞っていたタカシが、必死に私を繋ぎとめようとしていると思うと笑えてきました。私は「戻るか、バーカ」と捨て台詞を吐いて電話を切りました。

その後、私はタカシからの連絡を一切無視。私と連絡が取れないタカシは実家にまで押しかけ、私とモモに会いたいと訴えたそうですが、父が「君は孫に会う資格はない」ときっぱり拒否してくれました。

タカシはしつこく私たちの居場所を聞いてきたようですが、両親は「娘のことも孫のことも君は心配しなくていい。私たちがサポートするから。今までしてきたことを後悔しなさい」と突っぱね、タカシを追い返しました。

突然スズカから離婚届を出したと言われ、それ以来連絡も取れなくなりました。メッセージを送っても既読にもなりません。メッセージを読んでくれないならと思い電話をかけると、スズカは電話番号も変えていました。実家にもいない。どこに住んでいるのかもわからない。連絡を取る術もありません。スズカ、モモ・・どこに行ったんだよ。もう2人が戻って来ないという実感がじわじわとこみ上げてきて、涙が溢れてきました。

ここの家賃も俺ひとりじゃ払えない。もう引っ越しするしかない。スズカ・・俺のこと好きだろ?どこにいるんだよ。

私はモモと2人で小さなアパートを借りて暮らし始めました。「モモちゃん。2人暮らし。これから大変かもしれないけど、ママ頑張るね」無邪気に笑うモモに決意を伝えました。一人でモモを育てていくのはもちろん大変だと思います。でも、もうタカシに怯えながら暮らす必要がないと思うと、それだけで離婚を決断してよかったと思えます。この子のためなら頑張れる。これからは自分のことも大切にしながら生きていこうと思います。

これまでずっと、タカシさんに嫌われないよう、怒らせないように気を遣い、我慢してきたスズカさん。でも、そんな我慢の上に本当の幸せなどないと気づき、離婚に踏み切ることができました。スズカさんの気持ちを利用して、脅すような言葉で思い通りにしようとしてきたタカシさんは、間違いに気付いた時には全てを失っていましたね。スズカさんが離婚に踏み切れたのは、モモちゃんという守るべき存在ができたことも大きいのかもしれません。これから2人で幸せになって欲しいです。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ

コメント一覧

この記事をSHAREする