離婚したのに2人目?何を言ってるの?

離婚届を提出したことを報告すると、タカシは慌てて電話をかけてきました。自分が記入済みの離婚届を私に投げつけてきたくせに、いざ本当に提出すると「あれは冗談だった」なんて呆れます。「モモから父親の存在を奪うな」「これからはちゃんとする」などと必死に訴えてきましたが、今さらもう遅いですし、私たちに『これから』なんてありません。
「いつも飲みに行く人がいなくなってようやく気づいた感じ?バカじゃない?タカシがいなくても私はやっていけるから」そう突き放すと、タカシは「ふっ、2人目作ろう」と耳を疑う言葉を口にしました。

「な。そうしよう。俺、ちゃんとした父親になるからさ」と必死に説得してくるタカシ。「何を言ってるの?離婚届出したって言ってる時に?」と言うと、「なら、もう1回結婚すればいいだろ?」とめちゃくちゃなことを言ってきます。ようやく決心して離婚届を出したのに、またタカシと結婚するなんてありえません。2人目を作ろうと言えば、私が喜んで離婚を取り消すと思っているところが腹立たしいです。

まだ自分の方が立場が上だと思っているタカシは「これまで、スズカが至らなかったところ許してやるって言ってるんだ。な、戻ってこいよ」と言ってきました。身勝手な人だとは思っていましたが、ここまでだったなんて・・怒りを通り越して呆れてしまいます。

私は「戻るか、バーカ」と一言返し、まだ何か言っているタカシを無視して電話を切りました。こんな風に自分の気持ちをタカシにはっきり伝えたのは初めてです。モモの寝顔を見ながら、とても清々しい気持ちでいっぱいになりました。こんな簡単なことが、なんで今までできなかったんだろう。

その後、私はタカシからの連絡を無視していたため、タカシは私の実家にまで来たそうです。こうなることが予測できたため、両親には私たちの居場所を教えないようしっかりお願いしておきました。
スズカさんを繋ぎとめるために「2人目を作ろう」と無責任なことを言ったり、「許してやる」と上から目線の言葉を口にするタカシさん。散々酷いことをしておきながら、スズカさんがまだ自分のことを好きでいると思っていることに驚きですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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