[206]自分のせいで失った家族にできる限りのことがしたい元夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

結婚を親に反対されたことで未練を残したまま別れてしまった元カノ、ジュリ実さんに同窓会で再開したろみ緒さんは、家族を大切に思いながらもジュリ実さんを放っておくことができず、徐々に振り回されていったことで妻めいさんと離婚に至りました。それでも娘あかりちゃんの希望で家族3人で思い出の海へやってきました。とても嬉しそうなあかりちゃんです。めいさんは、平凡だった夫婦が離婚に至るまでのことを思い返しながら、必然だった気がするとあらためて思うのでした。

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妻は2番目に好きな人

家族3人で、思いでの海へ行きたいと言ったあかりちゃん。離婚したろみ緒さんとめいさんが揃って出かけるまでは時間がかかりましたが、あかりちゃんの望みが叶いました。

めいさんは、ろみ緒さんと話し合ったことを思い出していました。それは、あかりちゃんが成人したら離婚について話す事。今はまだ、あかりちゃんにはろみ緒さんのお仕事が忙しいから別々に暮らしていると伝えているのです。

離婚の事実を伝えた時、もし理由を聞かれたら、ろみ緒さんから説明することも話し合っていました。

話し合うために電話していた時、ろみ緒さんはめいさんやあかりちゃんのことを気遣っていました。お金をたくさん送ってきてくれるろみ緒さんに

「養育費と生活費送りすぎてない?大丈夫ですか?」とめいさんが聞くと、「今俺にできる事はこれくらいしかないので・・・」とろみ緒さんは答えました。

そして、「めいは何も心配しないでください。」と伝えました。

自分の行動でめいさんを傷つけ、信頼を失ってしまったろみ緒さん。離婚して一番大切な家族と一緒にいられなくなってしまったことへの後悔が伝わりますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
めいさんとろみ緒さんが離婚してお互いに敬語で話していることに、離れてしまった心を感じますね。

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