[197]離婚で大好きな父親と離れて暮らすことになる娘が心配。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

同窓会で元彼女のジュリ実さんに再会したろみ緒さんは、心が不安定なジュリ実さんを放っておけず優しくしているうちに妻のめいさんからの信用を失い離婚することになってしまいました。ジュリ実さんから待ち伏せやつきまといをされたことがあっためいさんは、離婚後もジュリ実さんの存在に不安を感じていましたが、ジュリ実さん夫婦が海外へ転勤すると聞き、もう二人に会う事はないと安心しました。めいさんはお父さんの事が大好きな娘のあかりちゃんに離婚したことを伝えるタイミングを悩み、今ではないと考え「お父さんの仕事が忙しくなるから、お母さんと一緒におばあちゃんの家に行こうね」と説明しました。あかりちゃんはすんなり納得してくれ、お父さんに「ご飯ちゃんと食べるんだぞい。こんなに痩せて」と声をかけました。ろみ緒さんは離婚になった精神的なダメージでげっそりと痩せてしまっていたのです。

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妻は2番目に好きな人

娘のあかりちゃんに離婚のことを伝えるのは今ではないと考えためいさんは、別居になることを説明するときに「お父さんの仕事が忙しくなるから、お母さんと一緒におばあちゃんの家に行こうね」と話しました。あかりちゃんは大好きなお父さんに「膝カックンしようぞい」といつものように遊びに誘います。ろみ緒さんは「うん、そうしよう。遊ぼう」と嬉しそうに答えました。

仲良く遊ぶ2人を見ながら、めいさんは「仕事復帰は持ってる資格でなんとかなる」と離婚後の生活のことを考えていました。

仕事や生活のことはそれほど心配していないめいさんですが、あかりちゃんがお父さんと離れて暮らすにあたって心配していることがありました。

めいさんは、あかりちゃんがお父さんのいない生活で寂しさを感じて精神的なストレスを受けることが気がかりでした。

膝カックンをしたり組体操をしたり、お父さんと楽しそうに遊んでいるあかりちゃんを見ながら「あかりは父親が大好きだから・・」と、別居してお父さんの離れて生活することになるあかりちゃんの心配をするめいさん。

「お父さん、ビー玉忘れずに持っていくんだぞい」と、以前渡したお揃いのお守りの石を持っていくようにあかりちゃんが伝えると、「うん。持ってくね。肌身離さず持ってる」と目を細めて答えるろみ緒さん。あかりちゃんは「あかり待ってるぞい」と笑顔で言いました。

離婚したことはまだ伝えず、ろみ緒さんと別居して実家で暮らすことについては「お父さんの仕事が忙しくなるから」と娘のあかりちゃんに伝えためいさん。ろみ緒さんと楽しそうに仲良く遊ぶあかりちゃんを見ながら今後のことを考えていためいさんは、仕事復帰や生活面の心配はそれほどありませんでしたが、お父さんのことが大好きなあかりちゃんがお父さんと離れて暮らすことで寂しさで精神的ストレスを受けることを心配していました。
本当に楽しそうにお父さんと遊んでいるあかりちゃんを見ると、別居後に寂しい思いをさせてしまうことは避けられませんよね。仕方のない事とはいえ心配ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
あかりちゃんがお父さんと遊ぶのが大好きなことが伝わってきますね。

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