[167]結婚した時は元カノを忘れていなかったと打ち明けた夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

未練を残したまま別れた元彼女ジュリ実さんと同窓会で再会してからジュリ実さんに依存されるようになったろみ緒さん。頼られると断れないろみ緒さんにジュリ実さんの依存はエスカレートしていき、ろみ緒さんは妻めいさんからの信頼を失い、ジュリ実さんの夫めが根さんは自分が一緒にいるとジュリ実さんが辛い思いをすると感じ、どちらの夫婦も離婚危機に陥ってしまいました。離婚を断固拒否していたろみ緒さんですが、自分がどれだけめいさんを傷つけたかを痛感するとめいさんが離婚を望むなら受け入れると伝えます。そして、自分がどれほどめいさんと娘のあかりちゃんが大切かを伝え、「今俺はめいが1番好きだよ。2番目なんて思ってない」とめいさんの目をまっすぐ見て言いました。

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妻は2番目に好きな人

めいさんが離婚を選択するのなら受け入れると伝えた上で、自分にとって妻のめいさんと娘のあかりちゃんがどれほど大切な存在かということと、自分が今1番好きなのは元彼女のジュリ実さんではなくめいさんだときっぱり言い切ったろみ緒さん。続けて「ただ・・」と切り出すと、「ごめん。指輪の話しても大丈夫?」とめいさんに尋ねました。

めいさんが「うん」と答えると、ろみ緒さんはめいさんに結婚指輪を贈った時のことを話し始めました。

「2番目っていう言い方は・・違うけど、正直に話すとあの時はまだ忘れられなかった」と、結婚当初はまだジュリ実さんに未練があったことを打ち明け、

「上手く伝えられなくてごめん・・。けど、めいを好きだと想う気持ちに嘘はない」と自分の気持ちを正直にめいさんに伝えたろみ緒さん。

そして、「家族で過ごすうちに、めいとあかりが何より大切になった」と話し、家族で過ごすうちにジュリ実さんのことを忘れ、家族が一番大切な存在になったといいました。

ろみ緒さんの話しを静かに聞いていためいさんは、「表情だけじゃ判断できないけど・・」と思いながら、以前ろみ緒さんに「昔から今もずっとジュリ実が一番好きなの?」と聞いたときのことを思い返していました。

その時のろみ緒さんの表情に迷いや後ろめたさは一切無く、嘘はなかったと感じためいさんは「家族が1番大切なのは本当なんだろう」とろみ緒さんが今話していることは本心だとは思いつつも、「だけど・・」とろみ緒さんの言葉すべてをすんなり受け入れられないめいさん。
めいさんに結婚指輪を贈ったときは元彼女のジュリ実さんのことがまだ忘れられていなかったと正直に打ち明けたろみ緒さん。そして、めいさんを好きだと想う気持ちに嘘はなく、今一番大切なのはめいさんとあかりちゃんだと伝えました。めいさんはろみ緒さんの話しを聞きながら、ろみ緒さんの言葉に嘘はないと感じつつも、どうしても素直に受け取ることが出来ません。信じていたろみ緒さんに裏切られためいさんは、ろみ緒さんのことが信用できなくなっているのですね。言葉では何とでも言えますからね・・。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
家族をどれだけ大切に思っているかを切々と語るろみ緒さんと、とても冷静なめいさんが対照的ですね。

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