前回の話
小学校時代の同級生さなかちゃんが放置子だったとお母さんから聞き驚いたものの、思い返すと思い当たる節があったまるさん。両親が共働きで小学2年生から家の鍵を持って登校していたまるさんの家にさなかちゃんが初めて遊びに来た日以降、毎日まるさんの家に遊びに来るようになったさなかちゃん。最初は「遊びに行っていい?」と聞いていたさなかちゃんは次第に「行くね!」と断言するようになり「帰ろーっ」とまるさんの家に直行するようになりました。
母が私の友達に冷たい[5]
当然のように毎日まるさんの家に来るようになったさなかちゃん。
さなかちゃんがまるさんの家に着いてまず言うこと、それは
「おやつなにー?」と決まってこの一言。
おやつを欲しがるさなかちゃんに自分のおやつストックから出してあげていたまるさん。この頃のまるさんは少食で、給食でおなかいっぱいになっていたため帰宅後に毎日おやつを食べる習慣がありませんでした。
さなかちゃんが毎日遊びに来るようになると、今まであまり減らなかったおやつのストックがあっという間になくなっていきました。
いつもストックが無くなるとお母さんが買い足してくれていましたが、今までよりも減りが早いことを不思議に思ったお母さんから「最近お友達来てる?」と聞かれ「うん」と答えると「何人くらい来てる?」と聞かれました。
「1人。さなかちゃんだけ」と素直に答えたまるさん。
その答えにお母さんは驚愕します。「・・・1人?こんなにすぐおやつ空っぽになるのに1人?」てっきり数人のお友達が来ていたのだろうと思っていたお母さんは、たくさんあったおやつをさなかちゃんが1人で食べていたと知り驚きました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
お友達の家に行って第一声が「おやつ何?」だなんて、自分の家のような感覚なのでしょうか。