前回の話
まるさんのお母さんがさなかちゃんの自宅を訪ねお母さんと話した翌朝、家の前にさなかちゃんが盗んだ服が置いてあり、親に言われてさなかちゃんが持ってきたのだろうと察したお母さんが手に取ると、服には強いタバコのニオイが染みついており捨てることにしました。その頃、学校ではまるさんのお母さんがパフェを作ってくれるという話題で盛り上がっており、それを聞いたさなかちゃんはパフェを食べたい気持ちと盗みがバレたのでもう遊びに行けないという気持ちで葛藤していました。
母が私の友達に冷たい[43]
まるさんのお母さんに盗みがバレたのでもうまるさんの家には行けないと思う気持ちと、でもパフェが食べたいと思う気持ちで葛藤するさなかちゃん。
数日後。服を盗んだことについてまるさんに何も言われないので、まるさんはそのことを知らないのかもしれないと思ったさなかちゃん。
「まるちゃん・・・あの、今日家にお母さんいる?」ともじもじしながら話しかけました。
「・・・いるよ」とまるさんが答えると、「遊びに行ってもいい?」と聞いたさなかちゃん。でも、さなかちゃんの内心は、遊びたいというよりも「パフェが食べたい」という気持ちでいっぱいです。
以前さなかちゃんにお母さんのことを悪く言われたことを根に持っていたまるさんは、遊びに行きたいと言うさなかちゃんに「さなかちゃんウチのお母さん怖いんやろ?」と言いました。
痛いところを突かれたさなかちゃんは「ごめん!もう怖いとか言わないから遊びに行かせて!」と必死に謝ります。
まるさんはしばらく考え「・・・いいよ。ヨーちゃんとけいこちゃんも来るからね、今日」とOKを出すと、さなかちゃんはホッとした表情で「うん!」と答えました。
すると、遊びに行けることになったさなかちゃんは「あのさ。お母さんて今日・・・パフェ作ってくれる?」とまるさんに聞きました。やはりさなかちゃんの目的はパフェなのですね。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
さなかちゃん、パフェ目当てで遊びに行きたいと言っているのがバレバレです(汗)