前回の話
さなかちゃんが服を盗んだことを伝えたまるさんのお母さんに対し「で?何をして欲しいワケ?」と逆ギレしたさなかちゃんのお母さん。問題の本質を全く分かっていないさなかちゃんのお母さんに、さなかちゃんが色々な友達の家で問題を起こしていることを伝え「なんも知らんやろ!」といかに自分の子を見ていないかを指摘したまるさんのお母さん。これが響いたのか、「どうも・・・すみませんでした」と力なく謝ったさなかちゃんのお母さんでした。
母が私の友達に冷たい[42]
さなかちゃんのお母さんに謝罪され、それ以上は強く言えなかったまるさんのお母さん。
翌日の朝、ゴミを捨てるため外に出たお母さんは何かに気付きます。
目に入ったのは、地面に置かれたビニール袋に入った何か。
それは、さなかちゃんが盗んだまるさんの服でした。「多分あのあと親に言われてさなかちゃんが置きに来たんだろうな・・・」と察したお母さん。
服を取り出してみると、強いタバコのにおいが染みついていました。もう着せたくないと思っていた上にこのにおいで「・・・捨てよう」と決めました。
その頃、学校ではまるさんとお友達の間でお母さんの話題が出ていました。「ねー!まるちゃんのお母さんパフェ作ってくれるってホントー?ヨーちゃんが言ってた!」
いいなーっ私も食べたい」と言うお友達に「いいよー。おかーさんに言っとくねー」と答えたまるさん。その後ろでは、まるさん達の会話をさなかちゃんが聞いていました。
まるさんのお母さんがパフェを作ってくれると知ったさなかちゃん。「パフェ・・・食べたい・・・。けど、まるちゃんちにはもう・・・」と、服を盗んだことがバレてしまったのでまるさんの家にはもう行けないと思いつつも、どうしてもパフェが食べたい気持ちが抑えられず葛藤します。
-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
まるさんのお母さんに合わせる顔がないさなかちゃんですが、パフェの魅力はかなり大きいようですね。