[30]高飛車嫁と献身嫁|言葉が通じない赤ん坊はストレス?子供をステータスとしか見ていなかった次男夫婦

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前回のお話

幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、エリート主義の次男修二さんと妻恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。恵理子さんは妊娠を盾に、幸子さんやまゆみさんをこき使うように。年収が高い自分は仕事に専念して、家事などの単純作業は2人にやらせればいいという態度に、幸子さんは怒り心頭。「お金があるならシッターを雇えばいい」と突き放し、それ以降連絡を取りませんでした。それから数ヶ月後、修二さんから子どもが産まれたという連絡が。恵理子さんとの関係が悪くなってしまったため会わせてはもらえませんでしたが、驚くことにその2ヶ月後、修二さんが突然ハルトくんを連れて実家を訪ねてきたのです。どうやら修二さんも恵理子さんも急遽出社することになったそうで、幸子さんは戸惑いながらもハルトくんを1日だけ預かることに。修二さんから連絡がきたのは夜遅く。これでハルトくんともお別れか・・・と寂しい気持ちになる幸子さんたちでしたが、驚くことに修二さんたちは急遽出張が決まってしまい、今度は1ヶ月預かってほしいと言われます。ハルトくんにメロメロな義家族はもちろん承諾。そして約束の1ヶ月、ついにハルトくんとお別れすると思いきや、今度は海外での仕事が決まったから、ハルトくんの面倒を見切れないと言い出したのでした。

1話目から読む

産んでから「親になる覚悟がなかった」は許されない

約束通りハルトを迎えに来た修二でしたが、そこには恵理子さんの姿はありません。なぜ1人だけなのかたずねると、「海外で仕事をしたいと思っているけど、そうなるとハルトを連れて行けない」と言い出したのです。

修二は困ったように頭を抱えると「恵理子にとって、言葉が通じない赤ん坊はストレスみたいで・・・おそらく母親になる覚悟なんてなかったんだと思う。輝かしいキャリア、子ども、幸せな家庭が揃った自分といったイメージを持っただけで、親になる覚悟がなかったんだ」と、まるで他人事のように言いました。

「修二、あなたはなんでそんなに他人事なの。あなただって同じでしょう」呆れたようにそう言うと、修二は視線を逸らし、「ごめん、母親になったらなんとかなるんだろうって思ってた」と小さく答えました。これからどうするつもりなのかと問いただすと「しばらくハルトを育ててくれないか?もちろん養育費は払う」と、信じられないことを口にしました。

夫は「お前たちは金を払う以外はできないのか?それがハル坊のためだと思ってるのか?」と呆れ顔。まゆみちゃんは「親になることを放棄するんですか?」と言って、軽蔑したような視線を向けました。修二は「放棄じゃない!」と言い張りますが、ハルトのことを一番に考えられないなら同じことです。

修二は、今は海外での仕事に専念し、数年後には日本へ戻るつもりだと言っていますが、その間ずっとハルトを置き去りにして、何のわだかまりもなく親になれると思っているのでしょうか。・・・考えが浅はかすぎて、言葉も出ません。

すると誠一が「俺、お前のこと優秀な弟だと思ってたけど、今はただのアホだと思うわ」と吐き捨てるように言いました。その言葉に修二は表情を強張らせ、「気楽な仕事しかしていない兄さんにはわからないよ」と食ってかかります。誠一は一歩も引かず、「子育てしてないやつにはわからないんだろうな」と言い返しました。

子どもを人生を彩るステータスの一部としか見ていなかった恵理子さんと修二さん。言葉の通じない赤ん坊が自分にとってストレスになるか否かなんて、産む前から想像できたはずなのに。修二さんと恵理子さんは、稼ぐ力はあっても、親になる力は一切なかったということですね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

最新のコメント
  • 早く行動しなよ! より

    通報で良いと思う。

  • ペン太郎 より

    もう養子に出せや、バカ夫婦。
    お前らみたいなハズレ親に当たった子の救済のために、特別養子縁組って制度があるんだよ。
    海外暮らしすんなら噂も届かんし大丈夫だろ?
    その代わり、2度と帰って来んな

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