長男夫婦を親と認識している次男夫婦の子ども

仕事が忙しいという次男夫婦の依頼で孫のハルトを1ヶ月預かった私たち。しかし、ハルトを迎えに来たはずの修二は、夫婦で海外赴任するから数年ハルトを私たちに育ててほしいと言い出したのです。さらに、恵理子さんのことを「言葉の通じない赤ちゃんはストレスみたい」「親になる覚悟がなかった」と他人事のように言った修二は、私たちがいくら反対しても、仕事に集中したいという考えを曲げませんでした。
結局、ハルトはそのまま我が家にいることになりました。ハルトを置いてひとりで帰宅した修二は、数日後には恵理子さんのいる海外支社へ移ったようです。

一度、恵理子さんから私に電話があったのですが、『赤ちゃんはロジカルじゃなくて私には合わない』、『まゆみさんのような人にはいいんじゃないか?子どもができる前に練習させてあげる』、『あなたたちはたくさんの養育費をもらえるんだからむしろラッキー』と身勝手な主張ばかりでした。

いくら話しても恵理子さんとは分かり合えないだろうと思った私は「とにかく、ハルトのことは心配しなくていいから」とだけ言って電話を切りました。とても誠一やまゆみちゃんに聞かせられる内容ではなかったし、さすがに「修二と仲良く、仕事をがんばって」と言う気にもなれませんでした。

それから、慌ただしくも幸せな日が続きました。私たち夫婦も長男夫婦もハルトが可愛くて仕方ありませんでした。恵理子さんは帰国はしているようですが、日本でも仕事が忙しいとかでハルトに会いに来ることはなく、修二は少し実家に顔を出すこともありましたが、物心がついたハルトに大泣きされたことが堪えたのか、それ以降は実家に寄ることはなくなりました。

4年後。あっという間に月日は流れ、ハルトを預かってから5年が経っていました。修二からの連絡が来ないことも初めは気になっていましたが、次第に気にも留めなくなっていました。「ママ、ばぁば、早くー!」幼稚園からの帰り道、1人で走り出したハルトに「待って、ハルト。走ったら転んじゃうよ」と言いながらまゆみさんが追いかけます。明るく元気に育ったハルトは、まゆみさんを母親、誠一を父親と認識しています。幸い、名字が同じなので、周囲にも問題なく馴染んでいます。でも・・本当にこのままでいいのだろうかとふと思います。
1日会わなかっただけでも成長を感じる幼少期。我が子を実家に預けたまま会いにも行かないなんて・・修二さんも恵理子さんも何を考えているのでしょうか。ハルトくんにとってはまゆみさん、誠一さん、おじいちゃん、おばあちゃんからの愛情をたくさん受けられる今の生活が幸せなように思えますが・・幸子さんの気持ちは複雑なのですね。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ
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だからこれはもう甥っ子を引き取って養子にすれば丸く収まる話しだと思うけど。
ここまで育って、会った事も無いような人達が親だと言われても家族に戻るのは絶対無理だと思うので。
やがて弟夫婦が迎えに来て、「僕の親はアンタ達じゃない」とか拒絶したとして…。
この弟嫁のことだから「だったらあんたなんかいらない」とかあっさり捨てそうだなあ。
どの道弟嫁の得する展開にしかならんのでは?