[70]「ママ、ごめんなさいして」娘のド正論で逃げ場を失う執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママは空気を読まず、話も通じず、自分のこだわりを周りに押しつけたり、やたらとマウントを取ってくる人で、なぜかまるさんにとても執着してきて悩まされていたまるさん。ある時、我慢できなくなったまるさんがきっぱり拒絶すると、ゆかちゃんママは泣きながらまるさんに怒りを向け、児童館の先生が止めに入るなど、先生やママ友も巻き込む騒動になってしまいました。その後、夫の急な転勤で県外へ引っ越したまるさんは、騒動以降ゆかちゃんママと会うことはありませんでした。しかし一年後、仲良しだったマキちゃんママたちからお花見に誘われ会いに行くと、待ち合わせ場所の公園に突然ゆかちゃんママが現れみんなビックリ。相変わらずお金のことでマウントを取ってくるゆかちゃんママにうんざりしたまるさんは、息子のアキくんをマキちゃんママたちに託すとついにゆかちゃんママに反撃開始。「お金持ちだろうが習い事をいくつしていようが全く羨ましくもないし、興味もない!どーでもいい。関わりたくない。めんどくさい!!」と本音をぶつけると、ゆかちゃんママは突然泣き出し「アキくんママ怖いよね!ママ、ちくちく言葉いっぱい言われちゃった!」とゆかちゃんに泣きつきました。一年前は「ママをいじめないで」とママをかばったゆかちゃんでしたが、ママとまるさんのやり取りをずっと聞いていたゆかちゃんは「ママもたくさんちくちくしてたよ。ダメだよ」とママの目を真っすぐ見て言いました。

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執着ママにロックオンされた話

娘のゆかちゃんに助けを求めて「ちくちく言葉いっぱい言われちゃった」と泣きついたものの、「ママもたくさんちくちくしてたよ。ダメだよ」と正論で返されてしまったゆかちゃんママ。

ゆかちゃんのまさかの反応に「・・ゆ、ゆか・・?」と激しく動揺するゆかちゃんママ。

まるさんが「ゆかちゃん怖かったね。嫌な言葉聞かせちゃって・・ごめんね」と謝ると、ゆかちゃんは「うん」と頷きました。

ゆかちゃんがくるりと振り返ると、視線が合ったゆかちゃんママはビクッと慌てます。

「ママもごめんなさいして」と娘から真っすぐ目を見て言われたゆかちゃんママはヒッと怯え、

「えー。いやー・・え・・?」としどろもどろ。さらに「ごめんなさいして」と詰め寄るゆかちゃん。

「大人も子どもも悪いことしたら、『ごめんなさいするんだよ』って先生が教えてくれたよ」とゆかちゃんが諭すように言うと、さすがに何も言えなくなったゆかちゃんママ。

「ママ、できるよね?」とさらに詰め寄られ、「あ、う、うんん・・ご・・ご・・」と言葉に詰まりながら、

ついにゆかちゃんママは「・・ご、ごめんなさい・・」とまるさんに頭を下げました。

「ちくちく言葉をいっぱい言われた」と娘のゆかちゃんに泣きついたゆかちゃんママでしたが、「ママもたくさんちくちくしてたよ。ダメだよ」と正論を返されてしまいゆかちゃんママは激しく動揺。まるさんがすぐに「嫌な言葉聞かせちゃってごめんね」と謝るとゆかちゃんは「うん」と頷き、くるりと振り返ってママを見ると「ママもごめんなさいして」と真っすぐな目で言いました。娘からのド正論にしどろもどろになるゆかちゃんママは「大人も子どもも悪いことしたら『ごめんなさいするんだよ』って先生が教えてくれたよ。ママ、できるよね?」とダメ押しで言われ、さすがに拒否できずついに「・・ご、ごめんなさい・・」と深々と頭を下げたゆかちゃんママでした。
ゆかちゃんの真っすぐな言葉がママに届きましたね!娘からのド正論はさすがのゆかちゃんママも堪えたでしょうね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
娘にここまで言われたら・・謝るしかないですよね。

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