[68]マウントママに「ヒマなんですか?」と突っ込むと逆ギレ。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

まるさんが児童館で出会ったゆかちゃんママは空気を読まず、話が通じないところもあり、自分のこだわりを周りに押しつけたり、やたらとマウントを取ってくる人で、なぜかまるさんにとても執着してきました。ある時、ゆかちゃんママの度を超えた非常識な言動に我慢できなくなったまるさんがきっぱり拒絶すると、ゆかちゃんママは泣きながらまるさんに怒りを向け、児童館の先生が止めに入るなど、先生やママ友も巻き込む騒動になってしまいました。その後すぐに夫の転勤が決まったまるさんは騒動以降ゆかちゃんママに会うことなく県外へ引っ越し、ゆかちゃんママの記憶は封印していました。しかし一年後、仲良しだったマキちゃんママたちからお花見に誘われたまるさんが会いに行くと、待ち合わせ場所になぜかゆかちゃんママが現れまるさんは驚愕。以前は標準語で敬語だったゆかちゃんママは関西弁でタメ口になっていましたが、すぐにマウントを取ってくるところは相変わらずでした。まるさんがマウントをスルーして立ち去ろうとすると、ゆかちゃんママは唐突に「アキくん保育園入れたん?」と聞いてきました。まるさんが「今春から幼稚園ですけど」と素っ気なく答えると、「あぁ!そっか!仕事決まらなくて保育園入れなかったん?」と勝手な解釈をし、「じゃあアキくんママ、働けてないからお金なくて相変わらずアキくんに習い事させてないってことやんな?」と言ってクスッと笑いました。

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執着ママにロックオンされた話

これまでもやたらとまるさんにお金持ちマウントを取ってきていたゆかちゃんママから「お金がなくて相変わらずアキくんに習い事をさせてないってことやんな?」と一年ぶりにまた言われ、「こーいーつーはー!!」と怒り心頭のまるさん。

「ハァ・・」と大きな溜息をつくと、

「ごめん、アキちょっとお願いしていい?」とマキちゃんママたちに声をかけました。マキちゃんママたちはまるさんの気持ちを察して、アキくんと一緒に先に公園へ連れていってくれました。

ゆかちゃんママと二人だけになったまるさんは、「相変わらず人のこと『お金があるかどうか』でしか見れないんですね」と反撃開始。ゆかちゃんママは平然と「だって貧乏なんは事実やろ」と言い放ちます。

まるさんが「てか、『こんなとこ』にわざわざ何しに来たんです?ヒマなんですか?」と言うと、ゆかちゃんママの顔色が変わります。

ゆかちゃんママは焦りを誤魔化すように急に怒りだし「はぁっ!?ゆかの習い事がこの近くやから!ただ、ほんとたまたま通りかかっただけやし!」と声を荒げます。

それを聞いたまるさんが「へー。じゃあ早く通り抜けてくださいな」とにっこり微笑みながら返すと、「習い事できないアキくんと違って!ゆかはバレエも始めて週5習い事行ってんねん!忙しいねん!」とまくし立てるゆかちゃんママ。

まるさんは怒りを滲ませつつ真顔で「それが何?知らんし」とバッサリと切り捨てました。

相変わらずお金持ちマウントを取ってくるゆかちゃんママに呆れ果てるまるさん。アキくんをマキちゃんママたちに託すと、ゆかちゃんママとまっすぐ向き合いました。まるさんが「相変わらず人のこと『お金があるかどうか』でしか見れないんですね」と怒りを込めて言うと、悪びれることなく「だって貧乏なんは事実やろ」と言い放つゆかちゃんママ。「こんなとこにわざわざ何しに来たんです?ヒマなんですか?」と突っ込むと、ゆかちゃんママの表情が一変し「はぁっ?ゆかの習い事がこの近くやから!たまたま通りかかっただけやし!」と焦りだしました。「へー。じゃあ早く通り抜けてくださいな」とまるさんがにっこり微笑むと、「習い事できないアキくんと違って、ゆかは週5習い事行ってんねん!忙しいねん!」とゆかちゃんママはまくし立てますが、まるさんは「それが何?知らんし」とバッサリ。
去ろうとするまるさんを引き留めてまでマウント発言をしていたゆかちゃんママ。忙しいのなら今すぐにでもお帰りくださいと言いたいですね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
習い事は「できる」「できない」だけでなく、「やる」「やらない」という選択肢があることをゆかちゃんママは知らないのでしょうか。

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