[38]「私もお邪魔します」誘ってないのに勝手に参加を決める執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママからストーカーのように執着されるようになり恐怖を覚え、しばらく児童館に行くのをやめていたまるさん。仲良しのマキちゃんママが「私がフォローするから」と言って誘ってくれ、また児童館に行き始めますが、ゆかちゃんママは自分の教育論を押しつけたり、まるさんが児童館に寄付しようとした絵本を強引に自分のものにしたりとまるさんを悩ませます。ゆかちゃんママから離れたところでまるさんがマキちゃんママ達仲良しメンバーとたこやきパーティーの計画を立てていると、いつの間にかすぐ後ろにゆかちゃんママが来ていてまるさんはビックリ。誘われ待ちをするゆかちゃんママに気付かないふりをしてマキちゃんママが話題を変えると、ゆかちゃんママはまるさんに「絵本をもらったお礼をしたい」と話しかけてきました。まるさんがお礼の品を断ると、今度は「じゃあウチに遊びに来てください」と誘って来て、「行きません」とはっきり断ったまるさん。すると「マキちゃんママの家にはたこパしに行くのに?」と笑顔で言いながらも目が笑っていないゆかちゃんママ。まるさんが何も返せずにいると、ゆかちゃんママは「取り寄せた美味しいお茶がある」「キッシュとビスクもある」とペラペラと話しだし、「なんなら今日このあと来てください」「あと一時間くらいしたら行きましょうか」と一方的に話しを進めていくので「いや、行きませんて」と焦るまるさん。すると、マキちゃんママが割って入ってきて「そりゃあ、ゆかちゃんママのお家にはお邪魔できませんよー」と言いました。ゆかちゃんママは「え?なんでですか?」とマキちゃんママを睨みつけます。

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執着ママにロックオンされた話

突然「ゆかちゃんママのお家にはお邪魔できない」と断言したマキちゃんママにまるさんは焦ります。

すると、マキちゃんママは理由を話し始めました。「だって・・ゆかちゃんママのお家は新築って言ってたでしょう?ご飯にしても遊んでても、汚したり傷つけたらどうしようって常に心配ですもん」

「それにうるさくしたらご近所さんにも迷惑でしょうし・・」と、まるさんが誘いを断ったのはゆかちゃんママへの配慮だという体で上手くフォローしてくれました。すると、「そんなの!私は全然気にしません!!」と大きな声で否定するゆかちゃんママ。

そして、「そんなこと言ったら、マキちゃんママのマンションだって!迷惑なのは一緒じゃないですか!」と強く反論。

マキちゃんママは、「ウチは壁とかもすでに落書きだらけだし、両隣は空き家で下は実家なんですけど、日中は誰もいないので・・全然違うかなと」と穏やかに返しました。

すると、ゆかちゃんママは「マキちゃんママのおうちは、気兼ねなくってことで合ってますか?」と静かにマキちゃんママに尋ねました。マキちゃんママは質問の意図がよく分からず「え?はい・・」と困惑気味に答えると、

ゆかちゃんママは「それじゃあ・・」と呟くと、

「私もたこパ、お邪魔しますね」とにっこり微笑んだのです。

きっぱり断ったにもかかわらず、しつこくまるさんを自分の家に誘おうとするゆかちゃんママ。まるさんが困っているのを見かねたマキちゃんママは、まるさんが誘いを断るのはゆかちゃんママの家が新築だから子どもが汚したり傷つけてしまうのが心配なこと、近所迷惑になるかもしれないことなどが理由だと、当たり障りのない断りの理由を説明してくれました。ゆかちゃんママは「マキちゃんママのマンションも同じ」と納得しませんが、自分の家は両隣が空き家で下は実家だからとマキちゃんママに説明され、反論の余地がなくなったゆかちゃんママ。すると、突然「マキちゃんママのおうちは、気兼ねなくってことで合ってますか?」と質問し、「それじゃあ・・私もたこパ、お邪魔しますね」と言って誘ってもいないたこやきパーティーに勝手に参加を決めてしまいました。
誘って断られたからといって、誘われてもいない集まりに勝手に参加を決めるとは・・ゆかちゃんママの思考に驚きです。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
ゆかちゃんママの笑顔が怖いですー!

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