お菓子作りにハマった小4長女が大暴走!? 私の大事なチョコが無残な姿に~!

B!

春休み中に、お菓子作りにハマった長女(小4)。

新学期が始まってからも継続していて、遊びに行かない日や気が向いたときにちょくちょく作っています。
冷凍庫から発見したパイシートを使って、ミニクロワッサンを作ったり。

もう何度目かわからないパウンドケーキを作ったり。
とても楽しいようで、帰宅するとお皿を差し出して、
「食べて!」
そして食べていると、
「おいしい??」
と目をキラキラさせて聞いてくれます。

本人も楽しいようだし、バターやパイシートをガンガン使われると、コスト的にちょっとイタイのですが。
きちんと美味しいものもできているし、まぁ仕方ない。
料理を好きになるのは悪いことじゃないしね……。
と思いつつ。
『作りたいものと使いたいものを申告すること』
『火を使うのは禁止』
『使った道具は洗う』
3つのルールを決めて、見守ることにしました。

 

ところが。
先日作ってくれたカップケーキ。
うまく膨らまなかったのか、高さがこれまでのものの半分ぐらいしかありません。
本人曰く「バレンタインで作ったフォンダンショコラにしようと思った」とのことですが。
作り方を調べたわけでもなく、カップケーキに板チョコを沈めただけとのこと。
ちょっとカスカスした舌触りで、今までのものに比較すると美味しさもイマイチ。
「ちょっと失敗した? ちゃんと測った??」
と聞くと、
「ううん、目分量で作った」
と長女。
「え?! お菓子を目分量で??」
「ママだっていっつも計らないで作るじゃん」
「それはご飯を作るときでしょ。ケーキとか、お菓子の時は絶対計ってるよ」
私は面倒くさがりなので、基本的に料理をするときは計量しません。
計量カップや計量スプーンといった洗い物が増えるのが嫌だから(笑)。
でも、そんな私でも、お菓子を作るときは絶対に計ります!!
「そんなことないよ、お菓子の時はいつも計ってるでしょ」
「なんでよ、この前は計ってなかった!!」

あー……。
私が計らないで作るもの、それはカトルカールというパウンドケーキのみ。
フランス語で1/4という意味の名前を持つこのレシピ。
たまご・小麦粉・バター・砂糖の4つの材料が、全部同じ割合でできてしまうんです。
それを混ぜて焼くだけ。お手軽!!
大体たまご1個を50gと考えて。
たまごを2個と、あとの材料は100gずつで作っています。
でも。
バターはひと箱200gなので大体半分だし。
シュガーポットに突っ込んであるスプーンは、大きさは大さじと同じサイズ。
甘さ控えめにしたいのもあって砂糖は大さじ山盛り3杯ぐらい。
小麦粉は、まぁ生地の固さを見て調整ができるので、計ってないだけで適当に作っているわけではない!
……これを理解していない長女、本当に思うがままに作ったらしい。
とはいえ、入っているものも普通の原料なので、食べられなくはない、板チョコ入りのペシャンコカップケーキ。
本人的にも反省して、
『お菓子は計って作る』
ということがわかってくれたらいいなと思っていたのですが……。

 

昨日。
帰宅するとキッチンがぐっちゃぐちゃ!
しかもチョコレートを使ったらしく、シンクにはチョコレートがこびりついたボウルが放置されてあります。
そして、テーブルにあったのは……

ナニコレ? だんご??
長女の姿はなく、自分の部屋にいるよう。
いつもは何か作ると「食べて!」光線がすごいのに。
「こら、使ったものは片付けとく約束でしょ」
階下から声をかけるとふくれっつらで降りてくる長女。
「……今からやるし」
うっわ、ムカつく態度!!
「ママが帰る前に片付けといてよ。ご飯作れないじゃん。ていうかさ、今日は何作ったの?」
「……トリュフ」
「え?!」
この、大福サイズの茶色い塊(ココアと砂糖がまぶされてる)が、トリュフ??
「なんでこうなったの? 何見て作ったの??」
「うるさいな、自分で考えて作ったの!」
逆ギレな感じで答える長女。
こやつも反抗期か?
そう思いながらテーブルを片付けようとすると、不吉なゴミを発見。
こ、このパッケージは……!
「ちょっと長女。まさか、ママのチョコ使った……??」
このパッケージは、チョコ好きの私が買っておいた、秘蔵の製菓用クーベルチュール!!
カカオ80%でお気に入りなのに!!
生チョコかタルトにしようと思って買っておいたのに!!!
「うん、チョコあったから」
「使いたいものは、ママに知らせる約束でしょー!!(このチョコは絶対に許可出さないけど)」
しかも、苦いからと砂糖をバカスカ突っ込んだらしい……。
わ、私のチョコが無残な姿に……!!!
ちなみ、試食した長男曰く「砂糖がじょりじょりしててまずい」とのこと。
不機嫌だったのは、長男に「まずい」と言われたこと。
そしてめっちゃプライドが高いので、失敗したことが許せないって感じのようです。
「工作じゃないんだから、料理は思い付きで作らないで。食材が無駄になっちゃうから!!」
今日はきつめに叱る私。
……チョコの恨みがのっかってないとは言えません。
「本買ってあるでしょ? これからは、適当に作るなら料理は禁止。ちゃんと、本を見て計って作ること! 絶対だからね!!」
「……ハイ」

一応は約束してくれた長女ですが……
お菓子はママでも計って作る⇒計らないで作れる私⇒ママより上!
って思ってやったんじゃないかなと思う私。
元々は、かなりママっこな長女。
普段は割と私にべったりで、パパではダメな時も多いタイプ。
でも、最近ライバル視(?)というか張り合われてると感じるようなこともしばしば。
これも成長の証?
反抗期の始まり??
……それにしても、チョコがダメになったことが悲しくてやりきれない私でした……。

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