「あと・・これ」と差し出した可愛いピンクのプレゼント

さも自分たちがやっているとばかりに「こちらが好きでしてるんだから」とか「これも親孝行のうちだよ」とか言っていた義母とミユキさんの言葉には構わず、「お世話してくれるのはスミレさんだよ」とキッパリ断言したミコトくん。義母やミユキさんのズルさをちゃんと見ていて、イロハちゃんといつも話していたと告白されて驚く二人に、スミレさんにお礼しなきゃダメだよ!と言いました。
そして、「僕も、ミコトが話してくれるまで、こんなことになっているなんて思わなくて、いつも甘えてばかりで申し訳ありませんでした」と頭を下げるリュウイチさんに、「いえ・・そんな」とスミレさんが恐縮すると、

「もし、今度お邪魔する時は、ミコトにお金を渡すのでそちらから出してください」リュウイチがそう言った後、「ミユキもスミレさんに迷惑をかけないようにね」とチラリ。動揺するミユキさんに、「ここはミユキの実家かもしれないけど・・」

「ミユキが好き勝手していい場所ではないんだよ?」諭すようにリュウイチさんが言うと、「・・それはわかってるよ」と呟くミユキさんに、「そんなことないわよ。ここはミユキの実家なんだから好きにしていいのよ!」と義母。

すると、「それは違います」と答えるリュウイチさんは、「スミレさんたちがいるじゃないですか」と言い、「スミレさんたちのご迷惑になるようなことをしてはダメなんです。ミユキは」とキッパリ言い、「お義兄さん・・」と思わず尊敬の眼差しを向けてしまいました。

するとミコトくんが、「あと・・」そう言ってガサゴソと何かを取り出すと、かわいらしいピンクのラッピングがされた袋を「これ」と言って差し出しました。
ミコトくんが話した後、「いつも甘えてばかりで申し訳ありませんでした」と謝るリュウイチさんは、ミユキさんにも迷惑をかけないよう注意。すると、「ミユキの実家なんだから好きにしていいのよ!」と言う義母を「それは違います」と優しくたしなめ、「スミレさんたちのご迷惑になるようなことをしてはダメなんです。ミユキは」と言うリュウイチさんに、憧れの眼差しを向けるスミレさん。すると、「あと・・これ」そう言って、ミコトくんが、何やらプレゼントを差し出しました。
ミコトくんはリュウイチさんのDNAを強く受け継いだんだと感じてホッとしました!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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