[17]外孫優先義母|義兄の言葉「ご迷惑になることをしてはダメ」きっぱり断言する姿に憧れの眼差し

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前回のお話

娘のイロハちゃんよりも、夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤする妻スミレさん。いつもミコトくんにばかり・・とモヤモヤするスミレさんのこれまでの不満が爆発し、ヒジリさんになんとかしてよと訴えました。その後、ミコトくんに頼まれ、子ども達のために運転手役としてショッピングモールへ。買い物が終わったからと帰るのを急かす義母に「自分勝手すぎるだろ!!」と心の中で突っ込むスミレさんが、この状況にうんざりして家を出ると言うと、「出かけるならお寿司はいらないわよね」と笑顔の義母。その後、お寿司をとったから帰って来てとヒジリさんに言われて家に帰ると、「1人前余ったから帰ってきてよかった」と言われたイラッとしたものの、「お寿司に罪はない」と気を取り直して食べることに。そこへミユキさんの夫リュウイチさんがやって来て、「皆さんで」とケーキの箱を差し出すと、今度はイロハちゃんに賞状をもらったご褒美とポチ袋を。さらには今日の食事代ですとスミレさんに封筒を渡し、恐縮すると、義母とミユキさんが、さも自分たちがやってるとばかりにしゃべり出し、それを聞いたミコトくんが「でもお世話してくれるのはスミレさんだよ」とキッパリ。その後、義母にもミユキさんにも詰め寄り、「なんかおばあちゃんたちが意地悪してるみたいで居心地悪かったんだ」と言うと、スミレさんにちゃんとお礼しなきゃダメだよ」と詰め寄りました。

1話目から読む

「あと・・これ」と差し出した可愛いピンクのプレゼント

さも自分たちがやっているとばかりに「こちらが好きでしてるんだから」とか「これも親孝行のうちだよ」とか言っていた義母とミユキさんの言葉には構わず、「お世話してくれるのはスミレさんだよ」とキッパリ断言したミコトくん。義母やミユキさんのズルさをちゃんと見ていて、イロハちゃんといつも話していたと告白されて驚く二人に、スミレさんにお礼しなきゃダメだよ!と言いました。

そして、「僕も、ミコトが話してくれるまで、こんなことになっているなんて思わなくて、いつも甘えてばかりで申し訳ありませんでした」と頭を下げるリュウイチさんに、「いえ・・そんな」とスミレさんが恐縮すると、

「もし、今度お邪魔する時は、ミコトにお金を渡すのでそちらから出してください」リュウイチがそう言った後、「ミユキもスミレさんに迷惑をかけないようにね」とチラリ。動揺するミユキさんに、「ここはミユキの実家かもしれないけど・・」

「ミユキが好き勝手していい場所ではないんだよ?」諭すようにリュウイチさんが言うと、「・・それはわかってるよ」と呟くミユキさんに、「そんなことないわよ。ここはミユキの実家なんだから好きにしていいのよ!」と義母。

すると、「それは違います」と答えるリュウイチさんは、「スミレさんたちがいるじゃないですか」と言い、「スミレさんたちのご迷惑になるようなことをしてはダメなんです。ミユキは」とキッパリ言い、「お義兄さん・・」と思わず尊敬の眼差しを向けてしまいました。

するとミコトくんが、「あと・・」そう言ってガサゴソと何かを取り出すと、かわいらしいピンクのラッピングがされた袋を「これ」と言って差し出しました。

ミコトくんが話した後、「いつも甘えてばかりで申し訳ありませんでした」と謝るリュウイチさんは、ミユキさんにも迷惑をかけないよう注意。すると、「ミユキの実家なんだから好きにしていいのよ!」と言う義母を「それは違います」と優しくたしなめ、「スミレさんたちのご迷惑になるようなことをしてはダメなんです。ミユキは」と言うリュウイチさんに、憧れの眼差しを向けるスミレさん。すると、「あと・・これ」そう言って、ミコトくんが、何やらプレゼントを差し出しました。
ミコトくんはリュウイチさんのDNAを強く受け継いだんだと感じてホッとしました!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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