[1]外孫優先義母|自分時間のために息子を実家に預ける義姉と、お世話は同居の嫁に丸投げで大満足の義母

アイコンイメージ

同じ孫なのに、嫁である自分の子どもよりも、義母が義姉妹の子どもをひいきすると、モヤモヤしてしまいますよね。今回は、同居の義母が、義姉の息子、つまり外孫をあからさまに優先することにイライラモヤモヤが募る同居妻、スミレさんのお話です。

娘と外孫の訪問に大喜びの義母は世話を嫁に押し付ける

「いらっしゃーい」と同居の義母が満面の笑みで出迎えたのは、義姉ミユキさんとその息子ミコトくん。ミユキはいつも突然やってきて、ミコトくんを実家に置いて出かけてしまいます。この日も友達と会うと言ってすぐに出かけてしまいました。
「はいはい、行ってらっしゃい」と笑顔で見送る義母。

外孫のミコトくんが遊びに来て大喜びの義母は、「スミレさん、イロハちゃんのお菓子があるわよね?」と私に言ってきました。え、イロハの?「すみません、あと1袋しかなくて」と言うと「あら、また買えばいいじゃない。ミコトくんに出して。」と当然のように言いました。

さらにミコトくんに「ジュース飲む?」と聞いて「うん」と言われた義母は、また当然のように私に「じゃ、一緒にジュースもね。」と言いつけました。ジュースがあるかどうかなんて知らないでしょ。イロハのがあっても、それを譲るのが当然な言い方。「はい」と答えながら、私は憂鬱な気持ちになりました。義母はいつもそう。内孫のイロハにはこんなにも構ってくれたことないのに、ミコトくんにはイロハのものでも簡単に「それをあげて」と言ってきます。

「あれ?ミコトくん来てるの?」イロハが部屋に入ってきました。イロハとミコトくんは小学5年生。歳も同じで会うと仲良くしています。「イロハのお菓子あげていい?スイミング行ってる時に買うから」と申し訳なく言う私に、イロハは「ん?いいよ。どうせ渡さないと怒るでしょ、おばあちゃん。」と、大人の対応をしてくれました。

ミコトくんにお菓子とジュースを出してから、私がイロハを連れて「じゃ、私はイロハをスイミングに送って行きますね。」と言って出かけようとすると、「はいはい、すぐに帰ってきてね。ミコトくんお腹空くから。」と言う義母にイラッとしました。大好きなミコトくんを構いたいなら自分で準備すれば?お菓子も買っておけばいいし、料理だって好きなものをすぐに作ってあげればいいのに。暇そうにしてるんだから。心の中では呟いていても、そんなこと言えるはずもなく「はい」と短く言って私は外に出ました。

義母はミコトくんに構いたいようなのに自分では動かないようです。なんだかスミレさんがお手伝いさんのように扱われていますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

この記事をSHAREする