[15]外孫優先義母|当たり前にこき使われ過ぎて「今日の食事代です」義兄の支払いに度肝を抜かれる嫁

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前回のお話

娘のイロハちゃんよりも、夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤする妻スミレさん。いつも突然ミコトくんを連れてくるミユキさんに、義母が翌日のお買い物を義母が提案。いつもミコトくんにばかり・・とモヤモヤするスミレさんはこれまでの不満が爆発!イロハちゃんの前でミコトくんを贔屓する義母のことをヒジリさんに言い、なんとかしてよと訴えました。その後、ミコトくんに頼まれ、子ども達のために運転手役としてショッピングモールへ。楽しそうな子ども達を眺めていると、買い物が終わったからと帰るのを急かす義母に「自分勝手すぎるだろ!!」と心の中で突っ込むスミレさん。帰宅して山盛りの買い物袋から義母がミコトくんへの洋服を差し出すと、「もう買わなくていいからね」とミコトくん。この状況にうんざりして家を出ると言うスミレさんに、「出かけるならお寿司はいらないわよね」と笑顔の義母。家を飛び出したスミレさんが、車の中で「あー家に帰りたくない」と呟いているとヒジリさんからメッセージが。お寿司をとったから帰って来てと言われて家に帰ると、お寿司はまだ。「お支払いお願いね」と言った義母に、「1人前余ったから帰ってきてよかった」と言われ、「は?」とますます怒りがこみ上げたものの、「お寿司に罪はない」と気を取り直して食べることに。すると、そこにミユキさんの夫リュウイチさんがやって来て、義母が張り切って購入した戦利品を見せ、リュウイチさんは申し訳なさそうにお礼を言いました。

1話目から読む

「こちらが好きでしてるんだから」「これも親孝行のうち」どういうスタンス?

お寿司が届き、支払いはこっちもちだけど、「お寿司に罪はない」とリュウイチさん用の豪華なお寿司を食べていると、「スミレさん、お茶淹れて欲しいわ」と名指しで言う義母。私がチラッとヒジリを見ると、慌てて立ち上がり、「俺が淹れようかな~」と言いました。すると、「スミレさんが準備してくれるわよ」と当然のように言う義母。その後、山盛りの買い物に「いつもすみません・・ありがとうございます」とお礼を言うリュウイチさんが、

「あと、これケーキです。皆さんで召し上がってください」そう言ってケーキの箱を義母に渡すと、「あら~ありがとう。気を遣わせてごめんなさいね」と言う義母に、「いえ、こちらこそ。いつもお世話になりっぱなしで」とお礼を伝えました。

そして、「そうそう。これはイロハちゃんに」とポチ袋を差し出し、「え?」イロハが目を真ん丸にして驚くと、「この間、賞状もらったんだって~?ミコトから聞いたよ」とリュウイチさんが言いました。

「えっ・・そんな・・申し訳ないです」と私が言うと、「ミコトが『僕はおばあちゃんにご褒美もらったけど、イロハちゃんは、おばあちゃんからもらったことない』って聞いて」とリュウイチさん。

さらに、「それから、これは今日の食事代です」そう言って茶封筒を差し出しました。「そんな・・大丈夫です。そう言って断るも、「いえいえ、いつも甘えさせてもらってたのに気づくのが遅くなって・・」と申し訳なさそうに言うリュウイチさん。

すると、「いいのよ。こちらが好きでしてるんだから」と義母が言ったかと思うと、「そうだよ~。これも親孝行のうちだよ?」とミユキさんが言い出し、何もせずに調子だけいい親子の言葉に、「なんなんだよ・・この2人」と呆れながら呟きました。

リュウイチさんは、義母にお礼を言った後、ケーキの箱を差し出し、さらにイロハちゃんにポチ袋を。驚くやら恐縮するやらのスミレさんに、ミコトくんから連絡があって、と話すリュウイチさん。最後には「今日の食事代です」と言い、「いつも甘えさせてもらってたのに気づくのが遅くなって・・申し訳なさそうに言うと、「こちらが好きでしてるんだから」「これも親孝行のうちだよ?」と、どのスタンスで何言ってんだ?とスミレさんは複雑な心境になりました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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