前回の話
良し男さんの仕事も昇進も応援しているけれど、自分でやるべきことや育児を全てすみれさんに任せ、自分はやらなくて良いという態度は正直困るとしっかり良し男さんに伝えたすみれさんでしたが、「真剣な顔して何の話かと思ったらその話か~」と軽く返されてしまいました。
【28】外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~
真剣なすみれさんの話を聞いて、良し男さんは真逆の軽い笑顔で答えました。
「昇進の件が一段落したら家事も育児もやるし」
「いや・・・というか何もやってなくはないよ
すみれが風呂の時、ほの香見てるし」
「今日だって見てたよ?」
おむつ替えもミルクも何もせずに寝ていたのに、良し男さんはほの香ちゃんを見ていたと主張するので
すみれさんは心の中で(冷静に・・・伝わるように冷静に・・・言わないと・・・)
と繰り返しながら、そしてまだズキズキ続く頭痛を我慢しながら
「寝てたよね?ほの香が泣いてるのに」
と落ち着いて言いました。
すると良し男さんは、ハァとため息をつきました。
「ちょっと、ほんの一瞬寝ちゃってただけだよ。そういう事もあるよ仕事してるんだからさ。
わざと放置なんかしないよ。」
「育児に本格的に参戦できないのは今だけだよ」
そう言う良し男さんのことばを聞きながらも晴れない顔で頭痛をこらえるすみれさんです。
さらに良し男さんは言いました。
「それに突然俺が変わったみたいに言ってるけど・・・」
「前にちゃんと許可貰ったよね
そんな文句が出てくるなら、何で『良いよ』って言ったの?」
続きます。
岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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昇進のチャンスがすぐそこにあり、仕事を頑張っているご主人を応援するすみれさんの気持ちに嘘はないのに・・・
[ママ広場編集部]