【2】謙虚なようで何か引っかかる・・外面が良い夫の本性は不倫男だった|岡田ももえと申します

前回の話
育休中のすみれさんは、昇進がかかっているご主人、良し男さんが仕事に専念できるように家事・育児を任されていました。とはいえ、娘のほの香ちゃんの夜泣きでほとんど眠れず初めての育児に時間もない状態のすみれさんがなんとか準備した朝食のパンとコーヒーに文句を言い、家事どころか自分が脱いだ服すら脱ぎっぱなしなのにわかったようなことを言う良し男さんにストレスを感じるのでした。

【2】外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~


すみれさんは、育休前の良し男さんとの会話を思い出しました。

今考えると、良し男さんが「お願いがあるんだけどさ」と言ってきたあの時・・・


良し男さんのお願いとは、昇進がかかっているから仕事に集中したい、その間育児全般はすみれさんにお願いしたいという内容でした。
「育児は2人でするものだってわかってる」「やっぱ駄目だよね」
遠慮がちに言う良し男さんにすみれさんは・・・

「いいよ」快く伝えました。
職場恋愛を経て結婚したふたり。
すみれさんは、良し男さんが職場で頑張る姿を見てきていましたし、仕事に真面目な所が好きだからです。

すみれさんは笑顔で良し男さんに伝えました。

「お互いに支え合って行こう。仕事頑張ってるの分かってるからさ。ほの香パパ頑張って!」

妻にそう言われて嬉しそうにする良し男さんは

「そんな事言ってくれる嫁、中々いないよー」と言いました。

「でも育児初めてだからさ、本当に大変な時は・・・」
「分かってる任せて!」
そんな風に、お互いに思いやりのある様子でしたが・・・

「同期の山中は嫁にお願いしたら『は?無理』って言われたらしいよ、それに比べて・・・」

「物分かりが良い嫁で俺楽だ~」

ん?

最後のことば・・・なにか引っかかりました。





当時のことばを思い出し、すみれさんは考えていました。

家事・育児に参戦させるべき?

今は昇進を応援する為にこのお状況を我慢するべき・・・?

続きます。

岡田ももえ
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「物分かり」「俺楽だ」・・・かなり引っかかる言い方ですね。
[ママ広場編集部]

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