前回の話
ある日、男の子のママさんと話す機会があり、ことねちゃんの悩みを相談したまちさん、すると「ボクサーパンツって締め付けがないよ」と教えてもらい目から鱗。早速お店を教えてもらい、女の子用のボクサーパンツを購入しました。そしてことねちゃんが試すと・・
触覚過敏「くつ下が履けない」[6-2]劇的に変化した生活
男の子ママさんに教えてもらったボクサーパンツ、早速女の子用を購入して、娘が履いてみることに。
恐る恐るたずねてみると・・
「・・い・・やじゃ・・ない・・」
目に涙を浮かべながらそう答える娘に・・
「・・・ことちゃん・・・っ!!」
思わず声をあげてしまいました。
もしかしたら成長と共に、少しだけ我慢ができるようになっていたのかもしれません。
意思疎通ができるようになってきていたことも原因だったのかも・・
それでも、娘の『嫌じゃない』この言葉を聞けたことは、今でも忘れません。
よかった・・娘の『嫌』なことを1つ解決することができた。
本当に本当によかった。
2人でギュっとして、ちょっと泣きながら笑いました。
「履けたね!」
「うん」
「嫌じゃないね!・・良かったね・・!」
1年以上模索して、ようやく光が差し込んだと思える出来事でした。
このパンツは展開している最大のサイズまで買い続けることに。
ただ、パンツは解決したけれど、靴下、半袖、ズボンなど・・問題はまだまだありました。
その後、劇的に生活が変化していきました・・。
※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「くつ下が履けない」は毎日更新します。おたのしみに!
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。
編集:ママ広場編集部