前回の話
3歳頃から「お股がいや。気持ち悪い!」とパンツ(下着)が履けなくなったことねちゃん、癇癪が始まると手が付けられないほど暴れ回り、毎日着替えの度に30分以上大泣き・・その様子にまちさんも困ってしまったのですが・・園から帰る頃には何事もなかったように「楽しかったよ」と言われ、ますますどうしていいかわからず・・
触覚過敏「くつ下が履けない」[3-1]どう向き合ったらいいの?
「ぎゃあああああ!!!」
「いやあああああ!」
「やだああああ~!!」
毎日着替えの度に癇癪を起こして大暴れする娘・・
嫌がって大泣きしてしまうともう止まりません。
30分・・時には数時間泣いていたことも。
『泣きたいだけ泣かせてあげればいい』
そんなアドバイスを見つけて試したこともあるのですが、おさまることはありませんでした。
「・・どうしろっていうの・・」
私はもうお手上げ状態でした。
そしてまたある日のこと、
お風呂に入った後で・・
(今日はいつもより落ち着いてるな・・)
そう思った私が
「ことちゃんも服着よっか」
「!」
そう声を掛けると
「やぁ!はかない!」
またしても癇癪が・・
「でも履かないと・・ほら」
「いやあああああ!きもちわるいの!」
「あ、じゃあ、違うパンツにする?」
「いやあああ!ぎゃあああああーっ!」
「履かないでおく?」
「ぎゃあああああ!」
「・・・」
冷静に。ちゃんと話を聞いてあげなければ。
そう思ってはいるものの、気持ちを上手く伝えられない娘はただただイヤだと言うだけ・・
もう・・なんと声を掛ければ良いのかわかりませんでした・・
※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。
続きます
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。
編集:ママ広場編集部