前回の話
ここ最近のまちさんの悩みと言えば、ことねちゃんが急にパンツを嫌がるようになったことで・・。この日も時間がないから、と「お母さんが着させてもいい?」と言うと、突然突き飛ばされてしまい・・
触覚過敏「くつ下が履けない」[2-2]他に嫌なことがあるのかしら・・?
ある日を境に突然パンツを嫌がるようになった娘、
パンツがイヤなのか、他にイヤなことがあるのかわからないけれど・・
着替える時に、「気持ち悪い」と言って癇癪が始まり、手が付けられないほど暴れ回るのです・・。
突き飛ばされた私は、ムッっとして、娘の腕を掴み、
「ぎゃああああ!!いやだあああああ!!」
イヤがって泣きさけぶ娘を押さえて着替えさせることに。
毎日着替えの度に30分以上大泣きするにもかかわらず・・
「楽しかった?」
「うん。たのしかったよ」
朝はあんなに大変だったのに、園から帰って来る頃には何事もなかったように振る舞うのでした・・。
1歳から通う保育園で、これまでほとんど暴れ回ることはなく、周りに頼れる人もいない状況で不安は募るばかり。
仕事もあった為、泣いて大暴れしている娘をそのまま保育園に連れていくことが毎日の日課に。
それでも何度か遅刻してしまったことがあり、その時は
「言い聞かせたら?」
「娘ちゃんに着たい服を選ばせてあげたら?」
そう言われてしまい、やるせない気持ちになるのでした。
でも、私もこの体験をしていなければ同じことを言っていたはず・・。
娘が何を「イヤだ!」と思っているのかわからなかったものの、
何とか解決して娘が嫌がらないようにしたい。
その時はそう思っていたのでした・・。
※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「触覚過敏「くつ下が履けない」」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。
編集:ママ広場編集部