[10-2完]今でも着れない服はあるけれど「ママが頑張ってくれた」娘の笑顔。触覚過敏「くつ下が履けない」|ママ広場マンガ

前回の話
子育てには、幸せと不安、怒りと焦りなど・・いろんな感情が出てくると話す待さんは「娘も私もイライラがピークで、疲労感や喪失感など感情がコントロールできなかった」と反省しつつ、「私が娘をしっかり見ていなかったから・・?」「仕事を辞めて傍にいてあげられたら・・」と自分を責めてしまい・・

触覚過敏「くつ下が履けない」[10-2完]日々成長していく娘


今となっては正直、何が原因か分からないし・・どうすることが正解だったのかもわかりません。

今でも半袖は着られません。
レギンスがなければスカートが履けず、ズボンも水着も着られません。

髪が肩や首にあたるのも苦手ですが自分が気にならない長さに。
アクセサリーやカチューシャなどかわいい小物もNGですが、その代わりシュシュを自分で作るなど工夫をしています。

それでも、娘は少しずつおしゃれを楽しんでいます。

『あの時は大変だったね・・今も解決はしていないけど・・。でも、ママがたくさん頑張ってくれたことは今わかるよ』
そう娘は笑って話します。

日々成長していく娘・・
これからも娘と共に、自分も成長していけるように・・。

そして、同じく悩んでいる人達の、なにかヒントになればいいな、と思います。

娘の話で、ほんの少しでも私が感じたあの真っ暗な世界にいるかもしれない方に、どうしていいかわからずに悩んで、途方に暮れている方にひとりじゃないことを伝えたいです。
そして今、子どもの為に合うものを探している皆さんの頑張っている姿は、大きくなった時にちゃんと伝わっているということも・・。

※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。

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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

脚本:のきわだ  
1児の母。子育てに奮闘中。

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

編集:ママ広場編集部 

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