新人ちゃんがめちゃめちゃ迷惑かけてるのを知って絶句。

書類の修正で営業部にやって来た私と、なぜかついてきた足立さん。到着するなり愛想を振りまく足立さんをよそに、田中さんにミスの修正をお願いしていると、「お局さまって感じですねぇ」と足立さんが私を小バカにするような口ぶり。そこにあらわれた妹尾さんを見つけると嬉しそうに飛びついた足立さんが、「今度からユナがこっそり直しておくので!」と目をキラキラさせて言うと、「木村さんは自分の仕事をしっかりとしてるだけでしょ?」とパッと手を離して妹尾さんがたしなめました。
「仕事については、木村さんを見習うようにした方がいいと思うよ」と妹尾さんに言われた足立さんは、「妹尾さん・・」と呟いた後、こちらをキッと睨みつけ、

「ハァァ~・・」とため息をついたかと思うと昼休み30分前にもかかわらず、「もうユナ、お昼行ってきまーす」と言って勝手に出て行ってしまいました。
足立さんには唖然としながらも、「では、田中さんに修正印もいただいたので、私はこれで失礼いたします」そう言って部屋から出たところ、

「木村さん!」廊下まで妹尾さんが追いかけてきました。「はい?」返事をすると、「あのさ、突然こんなこと言うと、変に思われるかもしれないけど、あの新人の子、気をつけた方がいいかも」と妹尾さん。

「どういう・・?」訳がわからずそう言うと、「あの子、ちょくちょく営業部に来てるんだけど・・その、なんていうか、仕事中にプライベートのことばっかり質問して、村岡部長や山本主任も困ってて・・」妹尾さんが話し出したので驚きました。え!席を外している時って営業部に来ていたの!?

「自分の部署に戻るように、みんなそれとなく促すんだけど、なかなか伝わらなくてさ・・」困ったように話す妹尾さんを見て、「妹尾さん、村岡部長に山本主任・・営業部でも人気のある人ばかり。しかも村岡部長は既婚なのに・・」と驚いてしまいました。
「こっそり直しておくので」と言った足立さんに、「仕事については木村さんを見習う方がいいと思うよ」と妹尾さんが言うと、怒って昼休み前にもかかわらず出て行ってしまいました。その後ハルさんが部屋を出ると、妹尾さんが追いかけてきて「あの子、気をつけた方がいいと思うよ」と忠告を受けてしまいました。足立さんが営業部で人気の妹尾さん、村岡部長、山本主任に迷惑をかけていると知り、ハルさんは驚いたのでした。
まともに仕事をしていないのに、「こっそり直す」と言ってしまう姑息な足立さん。妹尾さんのアドバイスは、ハルさんへの怒りを増長させただけみたいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。