[19完]やばい新人ちゃん|「俺も名前で呼んでいい?」背中を押され奥手な二人の恋が動き出す

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前回のお話

自分優先な新人の足立さんにパワハラで訴えられてしまったハルさんは、聞き取りの面談で「妹尾さんにつきまとっている」と言われ全否定!面談が終わると妹尾さんがいて励ましてくれました。次の日から足立さんは出社しなくなり、その後退職。公佳さんにも「妹尾さんを狙っている」と言っていたと知ってビックリしたハルさは、「足立さんの訴えは信ぴょう性に欠ける」という判断になり、「こんな会社辞めてやる!」と退職の流れになったと公佳さんに聞きました。公佳さんは、「天災だと思うしかない。しばらく変な噂は続くけど・・」と言った後、「でも、そんな噂もすぐ消えるでしょ」とキッパリ。ともか先輩も賛成し、お祝い会を開くことに。当日、先に向かっててと言われたハルさんが現地に着くと、そこには妹尾さんが!その後、「今日は2人で楽しんで」とメッセージが届き、2人っきりのお祝い会になったのでした。

1話目から読む

「週末2人でどこかいかない?」急展開にドキドキが止まらない!

「こんな会社辞めてやる!」そう言って退職した足立さん。公佳さんに「今回のことは天災だと思って・・しばらく変な噂が続くかもしれないけど・・でも、まぁ、そんな噂も消えるでしょ」とキッパリ言う公佳さんにともかさんも賛成!「ふふふ」と笑い合う2人を見てハルさんは「?」が止まりません。その後、ともか先輩の提案でお祝い会をすることになったものの、当日「先に行ってて」と言われ現地に向かったハルさん。そこには妹尾さんが一人。まだ誰も来ていないのかと思っていると、「今日は2人で楽しんで」とメッセージが!妹尾さんと2人っきりのお祝い会をすることになりました。

すると、「あの、木村さんがイヤじゃなかったら、今日のお祝いは2人でもいいかな」妹尾さんにそう言われ、「は、はい。妹尾さんこそ・・あの、なんかすみません・・」と謝りながら、「もう、ともか先輩ったら・・!」と心の中で呟く私。

そして、「木村さん、本当に今回の件はお疲れさま」妹尾さんにそう言われて、「はい、ありがとうございます。でも、周りの方に恵まれてるなって、あらめて気づける、いい機会にもなりました」と今回のことを振り返って言うと、

「木村さんの、そういう前向きで素直なところ、すごくいいと思う」そう言った後、「俺も木村さんのこと『ハルちゃん』って呼んでもいい?」妹尾さんにそう言われ、「そ、そんなこと・・」と呟きながらも頬がどんどん赤くなる私。思わず下を向いて「コクン」とうなずきました。

「それとさ。もしよかったら、週末2人でどこかいかない??」妹尾さんにそう言われて「・・・!!!」と驚いて思わず顔を上げた私は、「は、はい」と妹尾さんの目を見てそう言いました。

その頃。
「あの2人、うまくやってるかな」そう呟くのは公佳さん。「俺、全然気づかなかった」と言う村岡さんに、「え~、妹尾くん気持ち駄々洩れでしたよ~」と笑うともか先輩。3人は居酒屋に集まって、ハルさんと妹尾さんの幸せな将来を想像していたのでした。

「イヤじゃなかったら、今日のお祝いは2人でいいかな」そう言った妹尾さんと2人っきりのお祝い会にドキドキのハルさん。でもドキドキしていたのは妹尾さんも同じでした。あらためて今回のことを労ってくれた妹尾さんに、自然に頬が赤くなるハルさん。すると、「よかったら週末2人でどこかいかない?」と言われビックリしながらも、ハルさんは「は、はい」と静かに返事をしました。
そんな2人を肴に串カツを食べる公佳さんと村岡さんに、ともか先輩。3人は少し離れた場所で、2人の幸せを願っていたのでした。

強制的に2人っきりになったハルさんと妹尾さん。素敵なきっかけをくれた先輩たち3人に感謝しかありませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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