仕事を持つ母親にとって、日程の調整に頭を悩ませるものの一つが、授業参観ですよね。
子どもの勇姿は見たいし、母親が来てくれないという寂しいという思いはさせたくない!
そう思い、なるべく予定を調整して参加してきました。
仕事が忙しい時は、小学校に走り、参観が終わると職場にとんぼ返りしたこともあったし。
どうしても避けられない出張がある時などは、主人や近くに住む母にお願いしたこともありました。
授業参観なのに誰も来ないという状況にはならないようにがんばってきたつもりです。
ところが!
そんな親心とは裏腹に。
我が家の子どもたちは年齢が上がるにつれ、
「絶対来てね!」
↓
「お仕事忙しいならどっちでもいいよ(ほんとは来て欲しいけど……)」
↓
「別にどっちでもいいよ(無関心)」
↓
「来なくてもいいんじゃない?」
という段階を経て。
今回の授業参観でついに!
「来ないで欲しい」
となってしまいました。
え?
なんで??
もしかして、私の姿を友達に見られるのが恥ずかしいの?
(確かに体重は右肩上がりですが……)
授業中に騒いだり、迷惑かけたりはしてないはず!
(ママ友いないので……)
ドキドキびくびくしつつ、理由を聞いてみると。
長男(小6):
「学校で友達と過ごしている自分を見られるのが恥ずかしいから嫌だ」
長女(小4):
「どっちでもいいけど……友達のお母さんも来ないし、来なくていいんじゃない?」
とのこと。
長男は積極的理由で長女は消極的理由な感じでしょうか。
確かに、長女のいうとおり年齢が上がるにつれて授業参観に来る保護者の方は減少傾向。
高学年にもなると、半数ぐらいの保護者しか来ていませんでした。
でも、気になるのは長男の方の理由です。
友達と一緒にいるところを見られたくないって、どういう心境?
実は、これと同じ理由で彼は友達を自宅に呼ぶことを敬遠しています。
友達と一緒にいる自分は、家での自分とは違うから、親に見られるのは恥ずかしいのだとか。
わかるような、わからないような。
私にはいまいちピンと来ないのですが、主人はとってもわかるそう。
もしかしたら男女差があるのかもしれません。
でも、親としてはむしろその何時もと違う子供の一面を見るのを楽しみにしているんですよね〜。
昔は、「絶対来てね!!」って感じで。
授業参観の日程が重なり、長男と長女のクラスを半分ずつで行かなくてはいけないときは、
「先に自分のクラスを見てね!」
「自分の方に長くいてね!」
と兄妹ゲンカが始まるぐらいだったし。
半分ずつしかいけないので、私が見られなかった時間に発言したときは、
「なんで見てくれなかったのー!! せっかく手あげたのに!!!」
と帰宅してから泣くぐらいだったのになぁ。
「授業参観に来ないで欲しい」
この感情が出てきたことも、一つの成長の証なんでしょうか。
でも、なんだか母としてはとても寂しいです。。。
今週末におこなわれる授業参観、どうしようかな〜。