[2]恋愛脳な自己中女友達|夫と娘がいても「彼氏が必要」と言う女友達の執拗な協力依頼を断固拒否

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前回のお話

フミさんが街で偶然見かけたのは、家族と一緒に歩いていた大学時代の友人アンナさん。「久しぶり」と声をかけると、ご主人が「あれ、アンナは先週もフミさんと会っていたんだよね?」と言ってなんだか不穏な空気に。後日アンナさんと2人で会って理由を聞くと、「彼氏ができた」と聞いて驚いたフミさんです。アンナさんは必死に「応援して!」と懇願するのでした。

家族への裏切り行為に協力なんてできない。

大学時代の友人アンナに久しぶりに会ったら、ご主人もまだ小さい娘ちゃんもいるにもかかわらずパート先で彼氏ができたと聞き驚いた私。彼氏に会う口実に、ご主人には私に会うと嘘をついて出かけていたアンナは、勝手に名前を使った私に「応援して」とまで言ってきたので、「いやいや・・・できるわけないでしょ」と即答しました。

それでも「パートの後、駐車場にとめてある彼の車でこっそりデートしてるだけだよ。時間も短いし、金銭的にも家族には迷惑かけてない。」とアンナは言い張りました。

「待って待って。家族を裏切っておいて、迷惑かけてないはないでしょ?」私は至極真っ当なことを言ったつもりでしたが、アンナは「今の私には彼が必要なの!お願い!」と引き下がりません。「お願いって言われても。」と、私は困り果ててしまいました。

「フミにも迷惑かけないから!ねっ!」とアンナはしつこく言ってきました。彼氏と会うために勝手に私の名前を出しておきながらよく言うよね。「無理だって!協力はできないって。」私がキッパリと断ると、アンナは「分かった。協力はしなくてもいいから話は合わせて!」と言いました。

「いやいや、ちょっと待ってよ。アンナの旦那さんの連絡先は知らないから、告げ口はしないけど・・・。」ハッキリ言って関わりたくない。そんな気持ちでした。ぜったいに首を縦に振らない私にイラついた様子で、アンナは「とにかく。私のことは放っておいて。」と言いました。

帰宅後、アンナが言ったことを思い出しながら、私は必死に彼氏のことが必要だと言うアンナが理解できませんでした。

アンナと話してから仕事がどんどん忙しくなり、私は目まぐるしい毎日を過ごすうちにアンナのことを忘れていました。

結婚して子どももいる友人に、良くないことで知らない間に名前を使われるなんて嫌ですよね。キッパリ否定したフミさんに「放っておいて」と言ったアンナさんですから、もうフミさんの名前は使わないで欲しいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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