[14完]恋愛脳な自己中女友達|「ぶっちゃけ自業自得」もう取り戻せない。幸せを自ら手放した代償

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前回のお話

大学のサークル仲間だったアンナさんから、「パート先で知り合った男性と浮気している」と知らされたフミさん。ご主人に「フミと会う」と嘘をついていると知り、浮気の協力を断固拒否したところ、仲間との飲み会で、アンナさんに悪口を言いふらされてしまいました。それから1年後、サツキさんに誘われたバーベキューでアンナさんと再会。ご主人に浮気がバレ、りりちゃんの親権もご主人に渡して離婚。物足りなくなって彼とも別れたと笑いながら言い、「今は実家でパパとママと暮らして、毎日いろんなお友だちと遊んでる」そう言って、迎えに来た友達と去って行ったアンナさん。数か月後には「お友だち」との楽しそうな写真をSNSに投稿してたものの、数年後、声をかけてきたアンナさんは変わり果てていてビックリ。カフェに行くも財布を忘れたと言ったにもかかわらずハンバーガーにかぶりつくアンナさん。別れた後、サツキさんにそのことを話すと、「え?大丈夫?」と言った後、うちまでやって来て説明を。アンナさんのご両親が亡くなり、好き放題していた生活も成り立たない状態に。それでも生活水準を下げられず、友達に連絡してお金を借りていたものの、今では誰も相手にされてないとサツキさんが静かにそう言いました。

1話目から読む

「私たちは本当に大切なもの守ろうね」親友同士で誓い合う

サツキがやって来てアンナのことを話してくれました。アンナの両親が亡くなり、アンナは単身用のアパートで暮らしていると知り驚きました。アンナの華やかなSNSでのデートも、支払いはすべてアンナと聞き、カフェでお金を持っていなかった様子を思い出した私。サツキが「まだ借金が残ってるみたいなの」と言った後、みんなにお金を借りたりしていたものの、誰にも相手にされなくなってしまったと寂しそうにいいました。

そして、「それからりりちゃんに会いに行ったみたいなんだけど、もう、元旦那さんにも新しい奥さんがいて・・りりちゃんもアンナのこと覚えてなかったみたいで」サツキが静かに言いました。

「・・そんな」と絶望的な気分になる私に、「これだけ聞くと、すごく可哀想に思うかもしれないけどさ・・」とサツキ。

「ぶっちゃけ私は自業自得だと思ってるよ。自分の大切なもの自分から手放して・・好きなように生きた結果だもん」そう言った後で、「今になって、無くなった大切なものに気づけたんじゃないかな」

「と・・いうか気づいてほしい。とりあえず、フミは可哀想でもお金は貸さないようにね。産まれてくる子どもの事だけ考えて」と言いました。

サツキにそう言われ、「わかった。教えてくれてありがとう」と話した私たちは、「本当に大切なもの守ろうね」「うん、そうだね」と2人で意見を交わしたのでした。

両親が亡くなって、家を売ったお金も遊びに使ってしまい、まだ借金が残っているというアンナさん。りりちゃんに会いに行ったところ、元旦那さんとりりちゃんにも新しい家族が。りりちゃんもアンナさんを覚えていなかったと言われ、寂しい気持ちになりますが、サツキさんの言う通り、アンナさん自身がこれまでしてきた選択の結果。フミさんとサツキさんには、本当に大切なものを守り抜いてもらいたいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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