[13]恋愛脳な自己中女友達|「みんなに連絡してお金を借りていた」生活水準を変えられずお金を無心

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前回のお話

大学のサークル仲間だったアンナさんから、「パート先で知り合った男性と浮気している」と知らされたフミさん。ご主人に「フミと会う」と嘘をついていると知り、浮気の協力を断固拒否したところ、仲間との飲み会で、アンナさんに悪口を言いふらされてしまいました。それから1年後、サツキさんに誘われたバーベキューで、SNSで見て来たとアンナさんと遭遇。ご主人にボイスレコーダーを仕込まれて浮気がバレたと、りりちゃんの親権もご主人に渡して離婚。結局物足りなくなって彼とも別れたと笑いながら言い、「今は実家でパパとママと暮らして、毎日いろんなお友だちと遊んでる」そう言って、迎えに来た友達と去って行ったアンナさん。数か月後には「お友だち」との楽しそうな写真をSNSに投稿してたものの、数年後、声をかけてきたアンナさんは変わり果てていて、カフェに行こうと誘われるも、財布を忘れたと言い、カフェでは「私ちょっとお腹すいてるから~」とハンバーガーにかぶりつくアンナさん。少しして別れた後、サツキさんにアンナさんと会ったと話すと、「え?大丈夫?」と心配されたフミさん。「話が長くなるから」とサツキさんと直接会って話すことになりました。

1話目から読む

「まだ借金が残ってるみたいなの・・」急変した友達の背景を知る

「今日は、フミに会えてよかった~」カフェでハンバーガーを食べながら笑顔で話すアンナは、自分のことばかり話した後、「私もう行かなきゃ!」と帰って行きました。「なんか・・アンナ雰囲気変わったな」と呟いた後、サツキに連絡すると、「え??大丈夫だった?」という返信に「え?何が??」とこちらがビックリ!サツキに直接会って、詳しく話を聞くことにしたのでした。

「アンナさ・・今、単身用のアパートで暮らしてるんだって」サツキにそう言われ、「え?実家は?」驚いてたずねると、「それがさ、ご両親が亡くなっちゃって・・」と言い、

「え・・」と驚くと、「フミ覚えてる?アンナが男の子たちと遊んでたの」と言うナツキに、「あっ、うんSNSでも見てたよ」と答えると、「あれさ、全部アンナが支払いしてたみたいで」

「え・・」驚いて声を失う私に、「生活水準を変えられなかったんだろうね。どんどんお金無くなって・・両親亡くなってから家を売って、そのお金で遊んでみたいで」サツキの言葉を聞いて、「あ・・だから・・」と雰囲気が変わっていたアンナのことを思い出しました。

私の様子に気づいたサツキが、「ん?何かあった?」と言い、「お茶する時にお金持って無かったみたいだったから」そう答えると、「そっか。まだ借金が残ってるみたいなの・・」とサツキ。

「だから、みんなに連絡してお金を借りたりしてるみたい」サツキの言葉に「知らなかった・・」と驚く私。「今は誰にも相手にされてない感じで・・。で・・寂しくなって・・」寂しそうに一人で佇むアンナの姿が思い浮かんだのでした。

アンナさんのことをサツキさんに聞くことにしたフミさんは、アンナさんのご両親が亡くなり、アンナさんは単身用のアパートで暮らしていると知り驚きました。アンナさんの華やかなSNSでのデートも、支払いはすべてアンナさんだと知り、カフェでお金を持っていなかった様子を思い出したフミさんに、「まだ借金が残ってるみたいなの」と伝えたサツキさんは、みんなにお金を借りたりしていたものの、誰にも相手にされなくなってしまったアンナさん。生活環境の変わりように追いつけなかったんですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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