[5]無自覚夫|共働きでも妻が夫の朝食準備をして当たり前。時間短縮で蔑ろにされイライラが止まらない

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前回のお話

妻アズサさんの職場復帰初日。家族の朝食準備、片付け、娘リコちゃんの登園準備と自分の出勤準備にバタバタのアズサさんとは対照的に、夫カズヒデさんは「保育園に送る準備ができるまで待ってあげてる」というスタンスで遅刻を気にしてイライラ。泣いているリコちゃんを見て「泣いているから無理」と自分だけサッサと出勤してしまい、動揺するアズサさんは、何とかリコちゃんを保育園に!と必死に自転車に乗せようと、「嫌でもお願い!乗って!」と懇願するも泣きやまず、遅刻を覚悟して会社に電話すると、「ゆっくりでいいからね」と優しい上司の言葉に申し訳ない気持ちに。何とか抱っこで保育園に送って会社に到着し上司に謝ると心配してくれ、なんとか自分のデスクについたものの、明日を思って不安になったアズサさんは、その夜カズヒデさんに詰め寄りました。すると、「時間に間に合えば送っていく。それが無理なら自分でなんとかしなよ?」と言われて呆然。その代わり明日からカズヒデさんの朝ごはんは用意しないと条件を出すと、「うわ~努力もしないで・・。鬼嫁だな」と言うカズヒデさんに、「私からしたらカズヒデがモラ夫だよ」と言い返すと、「手伝って欲しいならちゃんとやれよ」と怒り出したのでした。

1話目から読む

「自分で準備して。今保育園の準備してるから」妻の態度に納得がいかない

約束したにもかかわらず、泣いているリコちゃんをそのままに、さっさと家を出て行ってしまったカズヒデを問い詰めるも、「俺が遅刻して査定が悪くなるよりいいだろ?」と言い出した上に、「時間に間に合えば送っていく。それが無理なら自分でなんとかしなよ?」と言われて呆然。その代わりに、と明日からカズヒデの朝ごはんは準備しないと伝えると、「うわ~。努力もしないで・・鬼嫁だな」と言われ、「カズヒデがモラ夫だよ」と言い返すと、「なんだよそれ?手伝って欲しいならちゃんとやれよ」と怒り出したのでした。

そう言った後、「なんだよ。俺だってギリギリまで待ってあげてたのに。あんな言い方するか?普通?」とイライラするカズヒデ。

「俺が遅刻してもいいと思ってるのか?おかしいだろ?アズサがちゃんと準備すれば送っていくって言ってるのに。なんだよ。ほんと、あいつおかしいんじゃね?」と私への恨みで心の中はいっぱいに。

そして次の日の朝。
「あれ?俺のご飯は?」と言うカズヒデに、「昨日話したでしょ?自分で準備して。今、保育園の準備してるから!」そう言い返した後、「リコ、お着替えしよっか!」とリコに声をかけました。

「本当に準備してないとかおかしくない?こんなの嫌がらせ以外のなにものでもないだろ」と憤るカズヒデ。私はといえば、リコの着替えで相変わらずバタバタしていました。

そして、「よし!今日は間に合った!カズヒデ、リコをお願いね!」と言うと、「はいはい、じゃ、リコ行くぞ~」とリコに声をかけるカズヒデと、「あい!」と返事をしてついていくリコに、「いってらっしゃーい!」と笑顔で声をかけ見送ることができました。

リコちゃんを保育園に送っていかなかったことを責められたカズヒデさんは、イライラ。「アズサがちゃんと準備すれば送っていくって言ってるのに。おかしいんじゃね?」とアズサさんへの不満でいっぱいに。翌朝、アズサさんの宣言通り、朝ごはんが用意されていなかったことに腹を立てるカズヒデさんでしたが、アズサさんの準備が間に合い、リコちゃんを送っていくことに。アズサさんは、笑顔で2人を見送ることができたのでした。今日はリコちゃんを送ってもらうことができて本当によかったですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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