[2]無自覚夫|夫が保育園へ連れて行くって言ったのに!置き去りにされた妻は娘を送って職場復帰の日に遅刻

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前回のお話

妻アズサさんの職場復帰初日。家族の朝食準備、片付け、娘リコちゃんの登園準備、そして自分の出勤準備にバタバタのアズサさんとは対照的に、育児は協力するという約束で保育園の送りを頼んでいる夫カズヒデさんは「待ってあげてる」というスタンスで「まだ?遅刻するんだけど」とイライラしているだけ。ギリギリ準備できたリコちゃんが泣き止まないと、「泣いているから無理」と言って、自分だけサッサと出勤してしまいました。

育休明けで職場復帰初日の遅刻

娘リコを保育園へ送って行くことになっていた夫カズヒデですが、私が朝の準備でバタバタしているのをただ見ているだけどころか「まだ?待てあげてるじゃん」とイライラ。なんとか準備を間に合わせて連れて行ってもらおうとすると、「泣いてるから無理」と言い、自分が遅刻するからとリコを置いて自分だけ出勤してしまいました。私、仕事復帰初日なんですけど。泣き止まないリコを抱えて、暫く唖然として言葉になりませんでした。

本当に行ってしまった・・・。どうしよう、今日はカズヒデが送ってくれるって言ったのに。リコを置いて行くなんて信じられないと言う気持ちでしばらく固まっていましたが、とりあえず急がないと!ハッとしました。

まだぐずって泣き止まないリコに、内心焦りながら笑顔を作って「リコ!今日はママと行こう!頑張ろうねー」と楽しい雰囲気をむりやり演出しました。「大丈夫、大丈夫。がんばろー」とにかく保育園へ連れて行くしかありません。

「リコ、自転車乗ろう!」誘ってみても、今日からひとりぼっちで保育園に行くことに気付いているのでしょうか、リコは「いやー!」と登園拒否で大泣きです。「イヤでもお願い!とりあえず乗って」焦りばかりが先に立ち、私の方まで泣きたくなってきました。

どうしよう、このままだと確実に遅刻する。今日が職場復帰の初日なのに遅刻なんて!職場の人たちへの申し訳なさと責任に押しつぶされそうになりながら、私は会社に遅刻の電話をしました。

リコちゃんを置いて自分だけ行ってしまったカズヒデさんには唖然としてしまいますね。職場復帰初日に遅刻することになってしまったアズサさんが泣きたくなってしまった気持ち、よくわかります。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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