前回の話
妻カナコさんが酷いつわりで食事が摂れなくなり入院している間、夫タクマさんは自分のスケジュール通りにいかないことに不満を感じていました。そんな時にジムで声をかけてきたユウコさんに食事を作りに行きましょうか、と言われたタクマさん。考えていると、結婚前に既婚者の方に家事全般を審査してほしいとユウコさんに押され、そういうことならと、カナコさんの代わりにユウコさんに来てもらうことに決めたのでした。
愛した人はモラ夫でした[21-1]妻の代わりに食事を作る女性
後日、ユウコは家にやってくるなり素敵な家だと褒めてくれました。
「今日は説明を受けて、明日から行う感じで大丈夫でしょうか?」と、さっそく仕事の話をしました。
「では食事から」と朝昼晩3食に分けてキッチリ書いた食事リストを手渡すと、ユウコは「・・・わぁ、奥様はこんなにしっかり準備されていたんですね!」少し沈黙があってから笑顔を見せて「私も頑張ります!」と言って帰宅しました。
翌日、約束通りやってきたユウコに「僕は資格の勉強をしたいので昼食の準備お願いします。」と伝えると、「任せてください!」と笑顔を見せました。
家事代行のアルバイトとして雇った形にはなりますが、妻の立場としてはモヤモヤしかありません。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。