前回のお話
ある日、アオイくんの学校の先生から「授業中に寝ていることが多くなって、忘れ物も増えてきています」と連絡をもらったマヤさん。アオイくんの気持ちを確認すると、疲れていること、野球は楽しいけれどパパとのトレーニングは休みたいと思っていることを話してくれました。帰宅後いつものようにトレーニングに連れて行こうとするご主人にマヤさんが「今日は休ませて」と言うと「口を出すな」と言われてしまい・・・。
自分勝手な見下し夫[10-1]両親の喧嘩に耐えられず出てきた息子
「今と昔は指導方法も違うんじゃない?昔の指導方法も見直されてるって聞いたよ。とにかく今日は休ませて!」
「だから、それじゃ甘いんだって。素人が口出しするなよ!」
指導方法を見直してほしいとお願いしても、甘い、口出しするなの一点張りの夫。
すると、
「・・・トレーニングいく」
静かに部屋から出てきたアオイが俯きながらそう言いました。
「ほーら、アオイだってわかってるんだよ。お前は本当に余計なことしか言わないな」
「・・・っ」
馬鹿にしたように夫に言われ、言葉が出ません。
夫に言われるがまま暗い顔でトレーニングに向かうアオイを見て、このままではいけないと強く感じました。
本当にこのままだとアオイが壊れていく・・・どうしたらいいの・・・!
続きます
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。
編集:ママ広場編集部