夫が仕事に出かけるときは玄関までお見送り

「アヤサは家事育児が大変らしいから手伝いに来て」とユキヒロに呼ばれ、しばらく滞在するつもりで張り切ってやってきた義母。先ずは朝食の準備の時に、私が子どもたちの朝ご飯のついでにユキヒロの分も作ることに驚かれてしまいました。大黒柱の朝食は別でちゃんと作るみたいです。ユキヒロのために義母がせっせと朝食を作る様子と私の顔をニヤニヤと見比べるユキヒロにイラっとしました。
泣き止まないナツキを抱え、走り回る2歳のチアキを追いかける私。「行ってくるね。」と言って会社に出かけるユキヒロにバタバタしながら「行ってらっしゃい!気をつけてね~」と声をかける私たちの朝のルーティン。でも、その様子が義母には信じられなかったようです。

ユキヒロを玄関まで見送りながら「ねぇ、アヤサさんはいつもこんな感じなの?」と心配そうに聞く義母に「そうだよぉ~。俺の扱いなんてひどいもんだよ。」と言って出かけて行ったユキヒロ。義母の作る夕飯が楽しみなようです。

玄関から戻った義母に「ちょっといいかしら?」と声をかけられましたが、絶賛イヤイヤ期のチアキになんとか朝ご飯を食べさせようと奮闘中の私は「すみません!今は難しいです!」と答えました。いや、見たらわかるよね?と心の中では叫びましたが。

義母がチアキの相手をしようと何度も声掛けをしてくれましたが「イヤ」に拍車がかかるチアキ。とうとう泣き出してしまいました。

朝ご飯をしっかり食べさせたかったのに。「すみません。今、イヤイヤ期で」と義母に言うと、「大変よね」と言いながらもすかさず「でもね~」と切り出した義母。
「いくら大変でも大黒柱のユウ君にあの態度はどうかと思うのよ。玄関までお見送りに行くことできない?」と言われてしまいました。え・・・態度?行ってらっしゃい、気をつけてねといつものようにしっかり声をかけたけどな。と私は思いました。
アヤサさんは暇で座っているわけではないので仕方がないことのようですが、義母にとっては、声掛けだけでは不満のようですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。