[13]家で一番偉いオレ|夫を玄関まで見送らない態度が不満な義母がイヤイヤ期と乳児を抱える嫁に小言

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前回のお話

2人の子どものお世話で毎日いっぱいいっぱいの、現在育休中の妻アヤサさんに、夫であり「この家で一番偉い」自分を1番に考えて欲しい夫ユキヒロさん。自分の実家で父親がされていたように、座っているだけで好きなおかずを妻が皿に取り分け、熱いお茶がスッと出てくるような扱いをしてもらえると思っていたのに、結婚しても子ども優先で我慢していて不公平と言うのです。自由に夜遅くまで飲んで帰ってきたり、休日はいつまでも寝ていたり、助けを求めても「アヤサの仕事でしょ」と言って全く助けてくれないユキヒロさんをそれ以上に優先など無理だと思うアヤサさんとはいくら話し合っても平行線。どうしても自分優先の生活をしたいユキヒロさんは、義母にしばらく滞在してもらうように勝手に決めてしまいました。張り切った義母はさっそく翌日の早朝にやってきて、まずは夫の朝食づくりを子どものついでにしようとするアヤサさんに愕然とし小言を言います。その様子を見てニヤニヤとしたり顔のユキヒロさんなのでした。

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夫が仕事に出かけるときは玄関までお見送り

「アヤサは家事育児が大変らしいから手伝いに来て」とユキヒロに呼ばれ、しばらく滞在するつもりで張り切ってやってきた義母。先ずは朝食の準備の時に、私が子どもたちの朝ご飯のついでにユキヒロの分も作ることに驚かれてしまいました。大黒柱の朝食は別でちゃんと作るみたいです。ユキヒロのために義母がせっせと朝食を作る様子と私の顔をニヤニヤと見比べるユキヒロにイラっとしました。

泣き止まないナツキを抱え、走り回る2歳のチアキを追いかける私。「行ってくるね。」と言って会社に出かけるユキヒロにバタバタしながら「行ってらっしゃい!気をつけてね~」と声をかける私たちの朝のルーティン。でも、その様子が義母には信じられなかったようです。

ユキヒロを玄関まで見送りながら「ねぇ、アヤサさんはいつもこんな感じなの?」と心配そうに聞く義母に「そうだよぉ~。俺の扱いなんてひどいもんだよ。」と言って出かけて行ったユキヒロ。義母の作る夕飯が楽しみなようです。

玄関から戻った義母に「ちょっといいかしら?」と声をかけられましたが、絶賛イヤイヤ期のチアキになんとか朝ご飯を食べさせようと奮闘中の私は「すみません!今は難しいです!」と答えました。いや、見たらわかるよね?と心の中では叫びましたが。

義母がチアキの相手をしようと何度も声掛けをしてくれましたが「イヤ」に拍車がかかるチアキ。とうとう泣き出してしまいました。

朝ご飯をしっかり食べさせたかったのに。「すみません。今、イヤイヤ期で」と義母に言うと、「大変よね」と言いながらもすかさず「でもね~」と切り出した義母。
「いくら大変でも大黒柱のユウ君にあの態度はどうかと思うのよ。玄関までお見送りに行くことできない?」と言われてしまいました。え・・・態度?行ってらっしゃい、気をつけてねといつものようにしっかり声をかけたけどな。と私は思いました。

アヤサさんは暇で座っているわけではないので仕方がないことのようですが、義母にとっては、声掛けだけでは不満のようですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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