[3]粗探し夫|家事育児「お前の仕事だろ?」証拠写真を撮るより手伝ってほしい妻を完全拒否

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前回のお話

完全ワンオペ、2歳と5ヶ月の2人育児で毎日へとへとな専業主婦、カホさんに対していつも上から目線の夫キョウスケさん。片付けてもすぐに散らかる部屋を見ると、スマホを取り出して撮影。カホさんがたずねても「ちょっとね」と言葉を濁し、「晩メシ~!!腹減った~!!」と言われ、聞きたいことも聞けないまま。その後、「カホはそろそろ働こうとは思わないの?」と言われたカホさんは、キョウスケさんが休みの日にバイトするから、子どものお世話と家のことをお願いしたいと言うと、「俺の休みがなくなるじゃん」と反論。あくまで家事はカホの仕事と言い張るキョウスケさんは、「今専業主婦なのに、家事すらまともにできてないじゃん笑」と小バカにして笑い、「金稼いでくる奴が一番偉いから!」と言い切ると、「専業主婦のくせに何もできてない証拠やっぱ集めるわ~」と言い捨てて去って行きました。

1話目から読む

「ほんっと昼間家にいるのに何やってんの~?」スマホ片手に悪口ばかり

夕食後、突然「そろそろ働こうとは思わないの?」とキョウスケに聞かれた私は、キョウスケが休みの日にバイトするから、子ども達のお世話と家のことを任せたいと提案。「俺の休みがなくなるじゃん!」と却下された上に、「今専業主婦なのに、家事すらまともにできてないじゃん」と否定され、「どうしてそんなこと言うの・・?普段何もしてくれないのに・・」と反論したものの、「金稼いでくる奴が一番偉いから!」とバイトも却下。「カホが専業主婦のくせに何もできないってことだろ?」と言った後、「できてない証拠やっぱ集めるわ~」と捨て台詞を吐いて去っていくキョウスケに、「何それやめてよっ!!」と言ってもその声は届きませんでした。

そして、翌日からキョウスケの『証拠集め』が始まりました。
「ヤッバ!!食器まだ洗ってねーの!?」そう言って、洗い物がたまったシンクをスマホで撮影。「昨日寝かしつけの時寝落ちしちゃって・・。その後、夜泣き対応もあったから洗う余裕なくて」とぐずり出すヒナちゃんを抱きかかえながらそう言うもお構いなし。

その後、掃除をして公園へ遊びに行き、やっと帰ってきて夕方は晩ご飯の支度を。「ヒナ~、そろそろご飯だから片付け・・・」と声をかけるも、ちょっと目を離した隙に、ティッシュペーパーをばっさばっさと抜き出してニコニコしているヒナ。「うわーーーーー・・」その様子を見て涙が出そうになりました。

そして、「はーー・・これまた派手に出したねぇ・・」ヒナにそう言うと、「うんっ!」と満足そうに頷くヒナ。
すると、「ただい・・うわっ、なんだよこのティッシュだらけの部屋!?」とキョウスケの声が!ヒナは「あっパパ!!」と嬉しそうだったものの、

「ごめんね・・ちょっと目を離した隙にやられちゃって・・」と言うと、すかさずスマホを取り出してカシャと撮りながら、「いやいやいや・・流石にこれはなくない??ほんっと昼間家にいるのに何やってんの~?」と呆れながら写真を撮り続けます。

「ねぇ・・ほんとやめてくれない?その撮影・・」耐え切れずにそう言ってスマホを掴むと、「証拠だよ~。できてない証拠っ!」そう言いながら私の手を離そうとするキョウスケに、「私だってやってないわけじゃないんだけど!?」と言うと、「でもほら~、証拠は揃ってるじゃん」と言うキョウスケに、「だったら手伝ってよ!!」そう言うも、「え?やだよ。カホの仕事だろ?」と全く協力しようとしてくれませんでした。

キョウスケさんの証拠集めが始まり、寝かしつけの時寝落ちしてしまい、洗えなかった食器をカシャカシャ。その後も、掃除に公園遊び、やっと帰って来ればもう夕方でご飯の支度・・と時間に追われるカホさんが目を離した隙にティッシュペーパーで遊ぶヒナちゃん。絶望しながら片付けているところに帰って来たキョウスケさんが「流石にこれはなくない?」とすかさずスマホで撮影。やめてと言ってもやめてくれず、「できてない証拠が揃ってるじゃん」と言われ、「だったら手伝ってよ!!」とカホさんが言うも、「え?やだよ。カホの仕事だろ?」と全くの他人事を決め込むキョウスケさん、今、全ママさん達を敵に回しましたよ。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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